サッカー報知
啓太V弾!8強導いたイケメンボランチ
ナビスコカップ 第5節
前回準優勝でA組首位の浦和は、大宮との埼玉ダービーをMF鈴木啓太(23)のミドルシュートなどで3―1で制し5連勝、1位を確定し準々決勝に進んだ。
浦和サポーターのボルテージが一気に上がった。前半10分、MF鈴木の25メートルの豪快なミドル弾。大歓声にたきつけられるように拳を突き上げると、ベンチのブッフバルト監督の元に駆け寄った。「相手の守備はFWを意識して引いていたから。前へ引き出したくて打った。いいコースに飛んだなって思った」ゴール左隅に突き刺さった先制ゴールを振り返った。
4日未明、日本中を熱狂させた日本―バーレーン戦は、あえて見なかった。「12時半には寝ました。いつも通り。試合の前の日ですから」浦和をけん引するボランチは日本代表のキックオフ1時間前には就寝したという。ブッフバルト監督は「試合を見るな」という命令は出していない。選手の自主性に任されていた。気にならないといえばうそになるが、徹夜明けで午後3時の試合に臨むわけにはいかなかった。
アテネ五輪直前でメンバーから外れた悔しさは忘れない。いつかまた日の丸を背負いたい、という気持ちは口にはしないがずっと胸に抱いている。「去年までは守備に重点を置きすぎた。今年は長谷部と話して、位置のいい方が攻め上がるようにしている」日の丸を目指す23歳が浦和を2年ぶりのナビスコ制覇に導く。
◆エメ5戦連発
《浦和》FWエメルソンが5試合連続のゴールを決めた。前半27分に永井が得たPK。一度は左に外したが大宮DFのエリア進入が早いという判定で蹴り直し。2度目はきっちり左サイドに決めた。「調子はいい。3年連続で決勝に出ているので、今年も決勝に進み優勝したいんだ」J史上最強の助っ人がエンジン全開宣言。
◆トニーニョ退場響いた
《大宮》前半の3失点で勝負は決まった。三浦監督は「なんとか後半15分までに1点返せば追いつけると思ったが…」と唇をかんだ。狙い通り後半12分にトゥットが1点を返したが6分にDFトニーニョが退場。「1点取れても1人減っては厳しい。ジャッジも幸運ではなかった」とダービーに敗れて肩を落とした。
スポニチ Sponichi Annex ニュース サッカー
ダービー圧勝!浦和5連勝で8強
浦和が決勝トーナメント進出を決めた。ナビスコ杯予選リーグ第5節の8試合が4日、埼玉スタジアムなどで行われ、大宮と対戦した浦和はMF鈴木啓太(23)のミドルシュートなどで3―1と快勝。5連勝でA組1位を決めた。清水も鹿島と3―3で引き分けてD組1位が確定、ともに予選リーグを突破した。
どっちのホームか分からない!浦和の本拠地でもある埼玉スタジアムでのさいたまダービー。この日は大宮のホームだったが、スタンドを埋めた2万6397人の8割はレッズ・サポーターだった。大宮の主催試合としては今季初めて指定席の前売りが完売したが、もちろんレッズ効果。大歓声の“アウエー”で選手が躍動した。
「ここはサポーターが足を運んでくれる。応援を感じながら、ますますやる気が出る」とエメルソン。サポーターの後押しの効果か有利な判定も続いた。前半27分に試合の流れを決める2点目のPKを決めたが、一度はゴール左へ外しながら主審が蹴り直しを指示。不満げな大宮イレブンを尻目にゴール左へと蹴り込んだ。後半6分にはDFトニーニョのタックルに倒れ込んでレッドカードを誘発。判定に怒った相手ベンチの白井GKコーチの退席処分というおまけまで引き出した。
5連勝の間にチーム最多の5得点を挙げた。しかし、エメルソンは満足していない。昨年は決勝でFC東京に敗れた。延長戦も含めて相手チームの総数8本を上回るシュート10本を1人で放ちながら無得点に終わり、最後はPK戦で涙をのんだ。雪辱の舞台へ、予選リーグは通過点にすぎない。
「今年こそは優勝したいからね」。強い風雨の中、後半28分には落雷で一部照明や電光掲示板が停電。両チームもエキサイトした“嵐”のさいたまダービーを踏み台に、浦和が2年ぶりのナビスコ杯制覇へ踏み出した。
≪人気でも負けた≫人気向上へ浦和とのダービーを意識していた大宮・三浦監督は「まだ浦和には追いついてないということかな」と漏らした。3点を追う後半は開始15分以内の得点を反撃の糸口に掲げたが、6分のDFトニーニョの退場で暗転。12分にFWトゥットのゴールで1点を返したが、及ばなかった。「レフェリングも幸運をもたらしてくれなかった」と“ホーム”の恩恵にもあずかれず渋い表情だった。
SANSPO.COM
★浦和・近藤徹志が負傷
DF近藤徹志(18)がJデビュー戦となった4日のナビスコ杯・大宮戦で負傷退場した。前半5分に相手選手と接触し、左ひざを負傷。所見ではじん帯損傷と診断され、長期離脱となる見通しとなった。
デイリースポーツonline
鈴木豪弾!浦和 1位通過確定
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第5日(4日・カシマスタジアムほか=8試合)は、A組で前回準優勝の浦和はMF鈴木啓太(23)、FWエメルソン(23)らがゴールを決め、3―1で大宮を破った。浦和は5戦全勝の勝ち点15で1位を確定し、準々決勝進出を決めた。D組では清水が3―3で鹿島と引き分け、1位での8強入りが決まった。B組ではG大阪は広島に1―2で敗れたが、1位が決まり、準々決勝へ進んだ。広島と名古屋の1次リーグ敗退も決まった。
豪快な先制弾が「さいたまダービー」の緊張感を打ち破った。前半10分、相手の中途半端なクリアを浦和MF鈴木が見逃さなかった。約24メートルのミドルシュートがサイドネットに突き刺さった。
Jリーグ横浜M戦でも決勝点につながるミドルを放った。「ポジショニングの感覚が良くなっているからかな。少しずつ(前線へ)上がることもできてきています」。これまでの“守備の人”は攻撃性を身につけた。
前半27分にはFWエメルソンがPKを決め、同32分にはFW田中達のゴールと前半で試合を決め、ナビスコ杯5連勝で1位通過を決めた。「去年は決勝で悔しい思いをした。とられたものを取り返す」と鈴木は誓った。
埼玉新聞
浦和、豪胆 5連勝
早々とベスト8進出
ナビスコ杯
各組の第5節が行われ、昨年準優勝のA組の浦和は大宮に3―1で快勝し、5連勝で準々決勝進出を決めた。大宮は最終戦に勝ち、勝ち点で並ぶ3位新潟が引き分け以下なら初の8強入りとなる。
このほかB組のG大阪とD組の清水がともに1位を決め、ベスト8に進んだ。C組は千葉が首位を守り、柏が2位となっている。
最終節は11日に行われ、浦和は新潟(13時・新潟ス)、大宮は神戸(13時・大宮)とそれぞれ対戦する。
豪快に先制ミドル
鈴木
前半10分、先制ゴールを決めた鈴木(手前)がブッフバルト監督の祝福を受ける
チームを勢いづかせた。前半10分、トニーニョのクリアミスしたボールをけり込み、左隅に突き刺した。「打った瞬間にいいコースに飛んだので、入ったと思った」と振り返る鮮やかなミドルシュートだった。ナビスコ杯予選リーグ第3節の新潟戦でもゴール。ここ数試合、好シュートが目立つ。「シュートを打とうという意識を持っているし、いいポジショニングも取れているから」と分析していた。
充実感あふれるデビュー戦
南
アップをする時間は、ほとんどなかった。前半5分、ひざを負傷した近藤と交代し、急きょピッチに。公式戦デビューとなり、「初めは緊張したけど、試合中は無我夢中だった。今までやってきたことを出し切ろうと、精いっぱいプレーした」と充実感あふれる表情を見せた。
元ブラジル代表のクリスティアンに臆することなく対峙(たいじ)し、1対1でも負けなかった。スライディングやヘディングで的確に攻撃の芽を摘んだ。「体も強かったけど、頭でも足元でも負けないように頑張った」と気合十分だった。
ブッフバルト監督も落ち着いた守備に及第点。「与えた役割をこなしてくれた。ベテランにプレッシャーをかけられた。今日の一番の収穫だった」と満足そうだ。
闘莉王が万全ではなく、アルパイが出場停止。DF陣は手薄だったが、先発で起用されたのは1年目の近藤だった。ライバル心を抑えながら、「試合に出てみて、次も出たいという気持ちが強くなった。まだ完ぺきではないが、へディングはある程度通用したと思う」。西武台高出の4年目は手応えをつかんだ様子だった。
予選突破に一息
田中
前半32分、こぼれ球に素早く反応して決めた。さいたまダービーを制して、A組1位通過となり、「相手は意識していなかった。1試合残して予選を突破できて良かった」と一息ついた。後半何度かあったチャンスに決められなかったが、「勝ったから別にいい」と引きずっていない。4年連続の決勝トーナメント進出を果たしたが、「次も負けてはいけない」と気合を入れ直した。
息の合った守備を見せる
内舘
前半開始早々、近藤が負傷で退いたものの、慌てず騒がず。交代出場した南とリベロの堀之内と息の合った守備を見せた。「バランスが崩れた場面もあったが、3点取ることができたので余裕を持って戦えた」と話した。後半、失点してからの内容には反省点もあるようで、「攻撃的にいくのか、守るのかはっきりしなかった」とベテランらしく冷静に振り返った。