5年前の「あの日」。あなたはどうしてましたか?【浦和レッズ】

19991127
レッズポーターにとって一生忘れないであろう日。
貴方はどこで過ごしていましたか?どこで泣いていましたか?

平成 11年 (1999) 11月28日[日]
■J12第2ステージ最終節
明暗分かれた名門2チーム


 J1残留がかかった浦和市駒場スタジアムには、二万四十二人のサポーターが集結したが、後半終了の時点で降格が決定すると、目に涙をため放心状態になる女性も。延長戦中のスタジアムは、言葉にならないサポーターと、ショックを振り払うかのようにレッズコールを繰り返すサポーターの二つに分かれた。

 JR北浦和駅前のレッズスクエアに用意された大型モニター前に集まった約二百人からは、降格が決まると同時に「ああーっ」と悲鳴があがった。

 浦和市内のチームのグッズ販売店レッドボルテージ」では五十人ほどのサポーターが立ち尽くしたり、座り込んだまま押し黙った。 川口市の会社役員、黒川和人さん(四〇)は「悔しいけどJ1が好きなんじゃなくてレッズが好きなんだから。レッズがあるかぎり応援を続ける」。浦和市の会社員、大歳拡さん(三九)は「今年は優勝かと思っていたのに…。小野(伸二)君のけがが痛かった」と振り返った。

 女性会社員(三一)は「福田(正博)選手や小野選手が移籍するといううわさもあり、来年はメンバーがどうなるか」と不安そうに話した。






 前期は小野や福田らのけがもあり13位。後期は原博実監督を更迭し、オランダの名門・アヤックスを率いたこともあるア・デモス監督下で出直しを図ったが、開幕4連敗の出遅れを取り戻せなかった。

 26日に発表された日本代表候補には、小野ら4人が選ばれるなど、選手層は厚い。それが「J2に落ちるわけがない」と慢心につながりはしなかったか。けがで出場できなかった岡野は「自分の責任だから、自分で勝って上がります」と話したが、小野は無言でバスに乗り込んだ。

 中川繁社長は「(親会社の)三菱自動車も従来通りの支援をするといっている。収入は減るが、それに合わせリストラ的に縮小はできない」と来季も同規模でのチーム編成を行う意向だ。ただ、小野ら主力が残るかは流動的で、中川社長も「いい選手、人気選手には残ってもらいたい」としながらも、無理には引き留めないとみられる。


伸二は残るのか、福田は?
サポの混迷は続くわけで。

2000.3.10 Vol.38
浦和レッズシーズン2000 を語る会」ご報告
〜3月3日会合から〜


〈参加者〉
 今日お話されたことを実現させるためには、今年の結果が重要だと思うんですが、今季に限りましては、J1に復帰させるために赤字になる覚悟があるのか。三菱自動車との間でそういう話は出ているのでしょうか。

〈中川代表〉
 そういう話は出ております。

〈大野氏〉
 具体的な数字はまずいこともあるそうなので。

〈参加者〉
 監督は少なくとも今年J1に上げることに全精力をかけると言っている訳ですから、先ほど言われたような2、3年をかけた長期的なチーム作りはどうでもよくて、数少ない経営資源しかないと言っている訳ですから、スカウトも選手、スタッフもJ1昇格にかけると。経営資源もそこに集中すると。やっておられる方が変わらないんで、やり方を変えないとすべて変わらないんじゃないですかね。
 社長からは、長期的にチームを作りますというよりは、今年はスカウトについても育成についてもJ1復帰に集中すると、全員そこでやりますと、監督だけじゃなくてみなさんが言うことが大事だと思うんですよ。どうも時間差というか非常に乖離(かいり)を感じるんですけど。今年1年どう送ろうかということについて。

〈中川代表〉
 私がさっき来年以降に続けると言った意味は、選手自身もとにかくぶっちぎりで優勝すると、何がなんでもそういうつもりで戦って勝っていくということを言っておりますし、事実そういう戦い方ができるようなチーム力が維持していければ、来年J1に上がってからも後につながるということを申し上げた訳です。ですから、ここの1年は3年先を考えた単なる1年だという意味で申し上げたのではありません。

〈参加者〉
 ですから補強についても、来年の新人は大事なんですけど、今年1年は優良な選手をほかのチームを探して見つけることに力を使いますとか、そういう意志表明の方が非常にわかりやすい気がするんですがね。今までとやり方があまり変わらないような印象を受けたんですが。

〈中川代表〉
 今日は公の場ですから、奥歯にものがはさまったような言い方に感じられるかもしれませんけれど、個別に来ていただければお話できると思います。

〈大野氏〉
 今後、こういう機会は何回か持っていけるのでしょうか、というお尋ねもきておりますが、形はともかくまた開催するということを確認しておりますので、今後も進めていけると思います。


それは長い道のりのはじまり

ナイスミドルのめおとさんとののページよりw

俺は5年前テレビで見てた。
ぽかーんと口を開けて、延長戦を観ていた。
泣いた。いつか歓喜の涙に暮れてやるんだ。
そう思いながら、酒を飲み酷い酔い方をした。

正確に言えばそんな事を思う余裕さえなかった。
そして明日は広島戦。こんな形での最終戦
いつだって俺達がすることはただ一つ。

URAWA REDS, We Love You!