今日の各紙 6/30【浦和レッズ】

サッカー報知
浦和“ゼロ円”司令塔ポンテ獲得へ

 【ミュンヘン29日=国際電話】浦和がブンデスリーガ名門バイヤー・レバークーゼンMFロブソン・ポンテ(28)を獲得する可能性が29日に浮上した。

 同日付ビルト紙によると、ブラジル国籍とイタリア国籍を持つ司令塔の移籍金はゼロ。昨季リーグ戦はわずか4試合出場で2得点8アシストと不振に終わったが、名古屋に移籍した磐田MF藤田俊哉獲得に失敗した浦和とブッフバルト監督には待望の司令塔となりそうだ。ポンテはブラジル人DFネネとも親交が厚く、新天地への適応にも問題ない。浦和の森孝慈GMは「まだ決定ではない。3人の獲得候補のうちの1人」と話した。ポンテ獲得交渉が成功時は、8月14日のナビスコ杯清水戦がデビュー戦となり、代わりに今季退場を繰り返している元トルコ代表DFアルパイ・オザランが契約解除となりそうだ。

◆エメ“音信不通”

 《浦和》昨季のJ1得点王のFWエメルソンが3日の新潟戦を欠場する可能性が高まった。現在ブラジルに一時帰国中だが、「全然連絡が通じない」と浦和幹部が憤ったように音信不通状態。来日遅れの理由を、代理人のテオ氏は生まれたばかりの長男エメルソン君の風邪を指摘したが、再び罰金処分が科せられる模様。来月1日来日予定に下方修正されたが、エースの不在は不安材料となりそうだ。




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浦和、ブラジル人司令塔獲り

 逆転優勝を狙う浦和が、ドイツ強豪のレバークーゼンでプレーするブラジル人MFロブソン・ポンテ(28)の獲得に動いていることが29日、分かった。7月3日のJリーグ再開を前にしての緊急補強で、8月12日の移籍市場解禁をにらんで交渉を進める。

 浦和が懸案のトップ下の補強に動いた。ロブソンはイタリアと2つの国籍を持つ2列目のゲームメーカーで昨季は23試合2得点。ブンデスリーガ通算でも140試合19得点の実績を誇っている。トップ下は山瀬が横浜に移籍して以降、右サイドの山田、ボランチの長谷部、FW永井らでしのいできたが、現在、首位・鹿島とは勝ち点12差の6位と苦戦。元日本代表MF藤田の獲得も失敗に終わったことで、ドイツの強豪で活躍するMFに目をつけた。

 浦和では既に昨季、欧州CL1次リーグでレアル・マドリードを3―0で下した試合のビデオをチェック。代表歴こそないが、犬飼社長は「いい選手で、リストアップはしている」と明言した。現在、A契約を結ぶ外国人選手はFWエメルソン、DFネネ、アルパイで、同時に出場できる枠いっぱいの3人。ただし、激しいタックルが持ち味のアルパイはJリーグの基準ではファウルをとられがちで、犬飼社長も「日本でプレーさせるのはかわいそう」と欧州リーグ復帰を容認する考えも見せている。

 浦和ではトップ下の選手を他にもリストアップしているが、ドイツでプレーしている分、ブッフバルト監督のサッカーを理解しやすいメリットもある。また、エメルソン、ネネに加えて三都主闘莉王とブラジル出身の選手も多く、受け入れは問題ない。外国人枠の整理が終了次第、本格的な交渉に入る。
[ 2005年06月30日付 紙面記事 ]


浦和、レバークーゼンMFポンチ獲得へ - nikkansports.com > サッカーニュース
 浦和が新外国人としてレバークーゼンMFロブソン・ポンチ(28)獲得を目指していることが29日、分かった。Jリーグの国際移籍が解禁される8月12日以降の登録になる。藤田(名古屋)獲得に失敗したため、白羽の矢を立てた。

 99−00シーズンのレバークーゼンではバラック、シュナイダー、ノイビル、キルシュテンらと強力攻撃陣を形成していた。ブラジルとイタリアの二重国籍選手で、レバークーゼンではEU(欧州連合)枠の関係でイタリア人として登録されていたが、浦和ではブラジル人として登録される見込み。

 代理人はFWエメルソンと同じテオ氏で、浦和とパイプがある。また、ドイツで6シーズンプレーしているためドイツ語が話せ、ブッフバルト監督とブラジル人選手の橋渡し役としても期待されている。

[2005/6/30/08:17 紙面から]




SANSPO.COM
やっぱり!?飛行機に乗ってない…エメルソン、また遅刻

 ナ、ナニ、飛行機に乗ってない!? 現地時間27日(日本時間28日)に母国ブラジル発の飛行機に乗り日本に向かう予定だった浦和のFWエメルソン(23)が、同便に搭乗しておらず、来日がさらに遅れることが29日、明らかになった。J1再開戦となる7月3日の新潟戦(埼玉ス)が間近に迫り、“後半戦開幕戦”を欠場する可能性が高くなった。クラブ首脳陣は事情聴取の上、罰金などのペナルティーを科すことを示唆した。


 お騒がせ男が、またまたやった。合流予定日だった23日に、一度は家庭の事情を理由に来日を延期したエメルソン。さらに、予定した現地時間27日の飛行機にも乗れず音信不通に陥った。

 「連絡も取れないし、いつ来日できるかも分からなくなった。事情を聴いてからだが処分も考えなくては。これじゃあ(7月3日の)試合に出るなんて無理だろう」

 森GMも頭を抱えるしかなかった。最初の来日延期はおとがめなしだったが、今回の搭乗キャンセルは事情聴取の結果次第で処罰の対象になることを示唆。J1再開戦となる7月3日の新潟戦の出場にも悲観的な言葉を続けた。

 「監督やクラブに怒られました。子供が風邪をひいたらしいんですが」とは、この日、クラブハウスを訪れた代理人のテオ氏。今春まで年頭始動日に3年連続で遅刻。一昨年は約300万円、昨年は約100万円の罰金を徴収された。その後は罰金は免れているが、今回の処分は決定的だ。

 浦和は今季、開幕前の合流が約1カ月遅れたエメルソンの体調が戻らず一時は最下位にまで低迷した。ようやく本調子を取り戻し中断前に6位まで浮上。ここから、というところで再びエースが失速…。悪循環だ。

 代理人によると現地時間29日の飛行機で7月1日に来日予定というが果たして…。1日も早い合流が待たれるが、優勝を狙うチームには大きな痛手だ。

 (後藤茂樹)

■エメルソンの来日お騒がせアラカルト

★03年開幕時 チーム始動日の2月5日から1カ月遅れて3月5日に来日。左肩反復性亜脱臼の手術後、パスポート更新、就労ビザ取得が遅れた。2万5000ドル(当時約300万円)の罰金に「半分にならない?」と値切ったが通じず

★04年開幕時 始動日は1月28日だったが、夫人のタイーゼさんの体調不良を理由に来日は2月5日。事情聴取の結果、遅刻と来日前後に連絡が取れなかったことで1万ドル(当時約100万円)の罰金を科された

★04年中断時 右太もも肉離れの治療で帰国。6月1日に来日予定だったが、予定の飛行機に乗れず2日に延期

★05年開幕時 1月28日のチーム始動日に合流できず。左ひざのリハビリが理由だった。来日は2月17日。熊本キャンプをキャンセルし、熱発で合流は23日まで遅れた





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「順調です」小野が浦和練習見学


 日本代表MF小野伸二(25)が29日、古巣・浦和の練習を見学。右足第5中足骨疲労骨折のために手術を受けて以降、公の場に出てきたのは初めてで、松葉づえの助けを借りる必要もなく、「順調です」と笑顔を見せた。現在は「体回りや体幹部のトレーニングだけで、足はまだやっていない」状態。7月2日からフェイエノールトのキャンプが始まるが、しばらく日本に残ってリハビリする予定だ。