今日の各紙 20050929【浦和レッズ】

スポニチ Sponichi Annex ニュース サッカー
ギド監督が東欧遠征に疑問符


 浦和のブッフバルト監督は東欧遠征について「(この時期に)代表戦があること自体が厳しい。木曜日に帰ってきて土曜日の試合で100%を求めるのは不可能」と疑問を呈した。三都主と坪井の2人は5日のナビスコ杯で出場して6日に渡欧。2試合をこなして13日に帰国し15日に柏と戦う過密日程。指揮官は「与えられた条件で最善を尽くす」としたが、優勝争いに影響が出る可能性もある。

 ≪岡野謝罪会見≫23日にさいたま市内で交通事故を起こしたFW岡野が謝罪会見を行った。ケガをした2人に対して謝罪したことも明かし「早期に回復されることをお祈りします」と語った。警察の説明が済んでいないため処分保留の状態。今後については「チームが判断をどう下すかですが、機会を与えられれば結果を出したい。サッカーを頑張るしかない」と神妙に語った。



埼玉新聞WEB
闘莉王、復帰へ気合 「全力疾走も問題なし」 浦和


 Jリーグの浦和は休養明けの28日午後、大原サッカー場C大阪戦(10月2日・長居)に向け、約1時間半練習した。ボールは一切使わず、ダッシュを中心としたサーキットトレーニングに終始した。

 24日の横浜M戦で鼻骨を骨折した坪井も元気に同じメニューをこなした。ブッフバルト監督は「いい状態だ。次の試合には十分間に合う」と述べ、坪井も「試合当日の頭痛は鼻骨が折れていたからで、もう大丈夫です」と話すなど、当初心配された闘莉王に続く守備陣の主力の離脱は回避された。

 その闘莉王C大阪戦での復帰に意気込んでいる。18日の広島戦で左太もも裏を肉離れし、全治4週間と診断されたが「全力疾走しても横に動いても問題ない。明日対人プレーをした後に医師と相談して決めるけど、C大阪戦はどうしても出たい」と優勝争いへの強い気持ちを示した。

闘争心あれば絶対勝つ!

 C大阪は昨季の年間15位。危うくJ1、J2入れ替え戦を争うほどだった。老舗のサッカー専門誌が1993年から行っている順位予想で、ぼくは確か17位か最下位と予想したような…。

 ところが今季は人が変わって、3位浦和とは勝ち点1差の6位にいる。序盤戦では4つの引き分けを数えて8試合負けなしで、後半戦に入っても目下4連勝中。浦和は4月23日の1回戦で完敗した。次節の相手は少々骨がある。

 ブッフバルト監督は悔しさのあまり、この試合を鮮明に記憶する。「今季の中でも最も悪いゲームの一つだ。次は借りを返さないといけない」と表情を引き締めた。鈴木も「あれは久々に浦和のサッカーができなかった試合。取られた勝ち点3を奪い返す必要がある。リベンジの気持ちが強い」と認識する。

 C大阪にはリーグ通算8勝1分け10敗。1トップ・2シャドーの2列目からの飛び出しに、警戒網が分散されて痛い目に遭ってきた。負けた試合は大概がこんな感じ。堀之内は「だからマークの受け渡しが肝心。2列目から走ってくる選手に注意しないと」。これが守備の第一の心得だ。

 そして闘争心と攻め倒す意思。闘莉王C大阪戦での復帰を熱望することを聞いた指揮官は「その心意気がうれしい。全員がそんな気持ちになってくれれば」というところで終わった。続きが聞きたい。「…なってくれれば」の次は「絶対勝てる」だったはず。


けがされた方の早期回復願う 交通事故で浦和・岡野が会見

 23日に交通事故を起こした浦和の岡野雅行選手が28日、事故後初めてチーム練習に合流し、謝罪会見を行った。

 岡野選手は「チームやサポーターにご心配とご迷惑をお掛けしたことをおわびし、けがをされた方の早期回復を願っています」と述べた。岡野選手は27日に再度病院で検査したが、異常はないという。3台を巻き込む事故となり、そのうち1台に乗車していた横浜市の夫婦宅を訪ねて見舞ったそうだ。そのほかにけが人はなかった。

 岡野選手は23日に練習場へ向かう途中、首都高速大宮線下り線で追突事故を起こした。「これから一生懸命頑張るしかない。試合に出場する機会を与えられたら、結果を出しておわびしたい」と話した。