今日の各紙 20051026【浦和レッズ】

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闘莉王 空中戦で代表入りアピール


 浦和DF闘莉王が空中戦の強さを見せつけて代表入りをアピールする。29日は好調の川崎Fと対戦するが、相手には高さを武器に東欧遠征で日本代表に初選出されたDF箕輪がいる。セットプレー時には当然、競る確率が高いが「今までで一番ヘディングが強かったと思ったのはバルデス(元大宮)。それでも負ける気はしなかった」と強気。前回の川崎F戦では終了間際に同点ゴールも決めているだけに対決を楽しみにしていた。宮本(G大阪)が長期離脱し、来月16日のアンゴラ戦の欠場が決定的。今、日本代表守備陣は再編を迫られている。「W杯を夢見ながらやってきた。選ばれるようにいい準備をしていきたい」とドイツへの思いを語った。



闘莉王vs箕輪、29日に代表DF争奪戦 - nikkansports.com > サッカーニュース

 浦和DF闘莉王(24)が、29日の川崎FのDF箕輪との直接対決を制し、日本代表の座を仕留める。代表DF宮本主将の長期離脱により、11月16日のアンゴラ戦(国立)はわずかながら代表入りへのチャンスが出てきた。箕輪とは、空中戦と対人に強いなどの共通点が多い。10月の東欧遠征で初招集されたライバルとの直接対決を制すれば、夢の日の丸も現実味を増す。

 「(箕輪とは)J2も含めて何試合もやっているけど、ヘディングが強いというイメージは特に残ってない。今のJなら高さでは誰にも負けない自信がある」と、絶対的な自信を口にした。昨年のアテネ五輪後、A代表昇格を目指してきた。特に今季は好調で、既に7得点を記録。それでもジーコ監督からは声が掛からない。

 実は、激しい気性がネックとなっている。代表スタッフによると「アテネ五輪で、味方のミスで失点したシーンで闘莉王が怒っている映像を見て、ジーコさんはすごく怒っていた」という。失点は、連帯責任というのが、同監督の持論。しかし闘莉王は「その場面は味方ではなく、僕自身を怒っていたんです」。誤解が解け、高い闘争心でセットプレー時に箕輪との対決に勝てば、チャンスは広がる。【盧載鎭】