今日の各紙 20051129【浦和レッズ】

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12・3 NHK史上初の5元中継
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/11/29/01.html


 史上最大5チームで優勝を争うJリーグ最終節は12月3日に行われる。上位同士の直接対決がないため、優勝チームが誕生する可能性のある会場はなんと5つ。C大阪―FC東京戦を生中継するNHKは、5会場すべてに中継車を出し、史上初の“5元中継”を行うことを決めた。Jリーグも表彰式に使うチャンピオンフラッグの代替品製作など、複数の会場への対応策に追われた。

 C大阪、G大阪、鹿島、浦和、千葉…。5チームが勝ち点差2の中に入った状況で最終節を迎える空前の大混戦に、NHKは中継車5台、スタッフ100人という史上最大の中継態勢を敷くことを決めた。当日は午後1時50分から総合でC大阪―FC東京戦(長居)を、14時から衛星第1で川崎F―G大阪戦(等々力)を生中継するが、これ以外にも鹿島―柏(カシマ)千葉―名古屋(フクアリ)新潟―浦和(新潟)の3会場に中継車を出す。

 NHK番組広報部は「5会場の試合経過と優勝決定の瞬間も放送します。スタッフは総勢約100人になる」と説明。民放との放送権との兼ね合いで、すべて生の映像になるかは未定だが、ゴールシーンなどは随時画面を切り替えて対応する予定だ。03年第2ステージ最終節でも磐田、鹿島、横浜の3チームに優勝の可能性があったが、最終節での5チーム対応は最多となる。

 またJリーグは表彰式について検討。首位のC大阪がいる長居にJリーグ杯、2位のG大阪が出る等々力にチャンピオンフラッグを配置することにした。カシマ、新潟、フクアリにも表彰用アイテムが必要だが、ここには代替品で対応。1枚10万円もするチャンピオンフラッグと同じ3枚の旗を、セレモニー専用の“ダミー”として急きょ発注した。

 Jリーグは今季から2ステージ制を廃止し、1ステージ制にしたばかり。独走チームがあればシーズン終盤の盛り上がりに水を差すリスクもあっただけに、Jリーグの佐々木事務局長は「予想もしていなかった大混戦で、しかも直接対決がないから5会場で熱気あふれる試合が見られる」と大詰めでの混戦模様を歓迎していた。

 ≪なぜ大宮?問い合わせ殺到≫浦和の“おひざ元”のテレビ埼玉も対応に追われた。3日のスケジュールは大宮―横浜(埼玉)を生放送、新潟―浦和(新潟ス)は録画放送になっていたが視聴者から「浦和戦を生中継しないのか」との問い合わせが殺到。関係者はスケジュール再編を試みたが「こんな展開になるとは思ってもみなかった。いろいろと調整を試みたが(放送の)優先順位がありダメでした」と落胆していた。



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高松残って!大分が説得
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/11/29/06.html


 浦和など複数のクラブが獲得に乗り出しているFW高松について、大分は最大限の努力で引き留める方針を示した。原強化部長は「エースとしての功績が大きい高松は当然残したい。本人の意思もあるが、こちらとしては残ってもらうよう説得したい」と話した。ただ、今夏には公的資金の融資を受けるなど、経営状態はよくない。FWマグノアウベスにも海外を含め複数のオファーがあり、主力の流出は避けられない状況だ。