今日の各紙 20060414 堀之内の記事etc【浦和レッズ】

浦和16戦不敗にDF堀之内あり - サッカーニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20060414-18780.html


 浦和DF堀之内聖(26)が今、熱い。チームが昨年11月26日磐田戦から16戦負けなしと不敗ロードを歩む中、1分も休まずフル出場し、ストッパーとしてしっかりと支えている。さらに不敗期間はチーム最多タイの5得点。スター軍団の中で、五輪代表、A代表の経歴はないが赤丸急上昇中だ。15日の京都戦(埼玉)でもチームを勝利に導く。

 堀之内が不休でピッチに立ち続け、得点を狙う。12日のナビスコ杯福岡戦でも同点ゴール。守ってもフル出場で、1失点に抑えた。昨年から続く16戦連続負けなしの中で、攻守両面での貢献度はトップクラスだ。

 (1)鉄人 16戦で1分も休まず全1470分間出場しているのは堀之内だけ。「フル出場? 記録は意識していないです」と言うが、危機感があるのは確かだ。「休むと(浦和には)いい選手が多いですから」。サッカー人生で最も長い長期離脱は1カ月。高校時代は右ひざ半月板を損傷したが、プロ入り後は大きな負傷はない。

 (2)ゴールゲッター ストッパーながら16戦で5得点。この数字は山田、ワシントン、マリッチ(退団)と並びトップだ。セットプレーに強く、闘莉王、ワシントンにマークが集中する中、間隙(かんげき)を突いてゴールを決める。「DFとして守っていて『嫌だな』という動きを参考にして、攻撃する時に生かす」。

 (3)不敗神話 ゴールを決めれば負けない。昨年4月9日のG大阪戦でプロ4年目の初得点を奪って以来、得点した試合は6勝1分けと負け知らず。不敗神話が生まれつつある。

 スター軍団の中で、注目度も高まっている。「月刊浦和レッズマガジン」では創刊2号で「堀之内特集」が組まれた。フロムワン編集部は「地元選手ということもあり、天皇杯決勝でゴールを決めるなど、今年ブレークする可能性が高いと判断した」と話す。

 ただ本人は「バランスを崩さずに、チャンスがあれば(前へ)行きたい」と冷静。小野が左足首痛で京都戦を欠場するため、開幕から7戦続いていたスタメンはついに崩れる。だが堀之内は、休むことなく17戦不敗を目指してピッチに立つ。【広重竜太郎】

[2006年4月14日7時12分 紙面から]


 堀之内にスポットライトを当てた面白い記事でした。こういう記事が読みたかったです。広重氏になってから、ニッカンの記事をちゃんと読むようにしています。頑張って下さいね〜。(他意はありませんよ、たぶん・・・



浦和長谷部が小野抜いた…Jオールスター:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20060414-OHT1T00018.htm


 浦和の日本代表MF長谷部誠(22)が、Jオールスターのサポーター投票途中結果で先輩のMF小野伸二(26)を抜き、J―EASTのMF部門3位にランクインした。4位の小野(1万9079票)を上回る1万9356票を獲得した長谷部は、千葉MF阿部、鹿島MF小笠原に次ぐ支持を集め「うれしい。でもまだまだこれから」と笑顔を見せた。

 非公開練習が行われた13日、ギド・ブッフバルト監督(45)は、左足首痛を再発させた小野を15日の京都戦(埼スタ)も欠場させると改めて明言。トップ下は長谷部が起用されることが濃厚だ。22日の清水戦からは小野の復帰の見通しが立っており、長谷部にとって日本代表における主戦場での先発のラストチャンスとなりそう。ジーコジャパンの23人枠では依然、当落線上とあって「できるだけ動いてゴールにも執着したい」と力を込めた。

(2006年04月14日06時02分 スポーツ報知)


 コンディションを見れば至極当然か。とりあえずもっとアピールして下さいな。その前にチームで結果を残して、と。そろそろゴールも見たいですね。


WEB埼玉新聞
小野欠場も連勝に自信 長谷部、トップ下か J1浦和・15日京都戦
http://www.saitama-np.co.jp/news04/14/04r.html


 Jリーグで首位に立っている浦和は15日、ホーム埼玉スタジアムでJ2から3年ぶりに復帰した15位の京都と対戦する。昨季J2得点王のパウリーニョが出場停止。浦和の優位は動かず、確実に勝ち点3を積み上げて首位をキープしたい。

 チームは13日午後、さいたま市内で約1時間半調整した。

 ブッフバルト監督によると、12日に行われた福岡とのナビスコカップ予選リーグ第2節に先発したメンバーはクールダウン。その他の選手たちは、ボールキープやコンビネーションによるシュート、FKなどの練習をこなした。

 左足首をねんざしている小野は練習に参加しなかった。ブッフバルト監督は「痛みが消えるまで、やらない方がいい。京都戦は無理だ。復帰は(22日の)清水戦になるだろう」との見通しを示した。

戦術そのまま、ブレなし

 浦和の今季リーグ戦7試合の先発メンバーは、すべて同じ顔触れだった。システムもワシントンを1トップに配した3―6―1。京都戦は左足首をねんざしている小野の欠場で、今季初めてリーグ戦の先発陣に変更がある。

 小野が抜けても「システムを変えるつもりはない」とブッフバルト監督。ナビスコカップの予選リーグでは、2試合とも大幅に先発メンバーを入れ替えたが、3―6―1の陣形で快勝した。指揮官は「昨日の試合(ナビスコ杯)でも、出場した選手が今のシステムでしっかりやれるところを見せてくれた」と評する。

 京都は昨季J2ダントツの首位でJ1昇格を決めた。今季はこれまで1勝3分け3敗と苦戦しているが、開幕から毎試合得点しており、チーム全体の守備意識も高い。

 ブッフバルト監督はリーグ戦の名古屋戦と福岡戦を引き合いに出し、「京都も引いてカウンター狙いでくるだろう。中を厚くしてサイドから攻撃していきたい。戦術を変える必要はない」と力を込める。

 小野という大黒柱が欠けても、しっかり穴を埋める選手がいる。何よりも陣形や戦術にブレがなく、自信を持って戦っているのが最大の強み。

 小野に代わってトップ下で起用されそうな長谷部は「ボランチでも、トップ下でも、どちらもできるような準備をしておく。サイドを使って、うまく攻撃できればいい」とスタンバイしている。


 本当に小野が大黒柱か屋台骨かどうかはさておいて、今回は怪我ですがコンディションが悪ければ小野であろうと誰であろうとスタメンから外す心意気が必要かと思われます。ベストメンバーの規定やクラブチームとしての興行的な意向もあるんでしょうが・・・。