本当にホームの力で勝ったのかな?@HOME広島戦

Flip Out : 【リーグ】浦和 2-1 広島:第17節 - livedoor Blog(ブログ)
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■ そうそう、同点に追いついてからのスタジアムからピッチに向けられたあの「熱気」「熱量」は久し振りだったし、やっと戻ってきた!と感じました。私はメイン・アウェー側のさらに端にいつもいるけど、こんな方まで押せ押せのノリノリになって、ピッチとシンクロしたのはいつ以来だろう。実は試合に勝った事もさることながら、この様な紡ぎあう事が実感できた事が望外であり、嬉しかった昨日の試合でもありました。

 たかねさんのご指摘の通り、同点になってからのスタジアムは素晴らしいとは思いました。みんなの心のどこかに「ずっと勝っているし、寿人に先制されても広島には負けないんじゃないか?」っていう今までの相性の良さからくる自信と、今までの埼スタでの勝利への選手の強い気持ちがあったのでしょう。

 ただ、前半から同点に追い付くまでのスタジアムの雰囲気はお世辞にもあまり褒められたものではないのではないかなと。闘莉王の出来、チームへのフィットしていない所は確かにあるかもしれません。ただあまりにもスタジアムが彼のミスに一喜一憂し過ぎではないかなと考えます。当初、私も「なんでそれやっちゃうのかなぁ」と思ってがっかりしてましたが、最近はとりあえず次のプレーに切り替える事がチームをサポートするにあたっては優先される事項なのではないかと考えます。

珍しく今日はまだ感想が続きます(笑)。

 前半に関しては、広島の中盤の早いパス回し、チェックに苦労していましたが、今までの広島の試合を観ていれば後半ばてるのは火をみるよりも明らか(浦和もばてますがそれ以上です)。いかに浦和サポーターが焦燥感にかられていたかは、前半終了時のブーイングに如実に現れているのではないでしょうか?埼玉スタジアムは、相手のチームのサッカーの事を知らないかを恥ずかしながら露呈してしまいました。また、PKの時も自分の周りは何か騒がしかった気がします。

 「このブーイングで選手を奮い立させて、俺たちのホームで勝たせた」なんて考えるには時期尚早なんじゃないかなと考えます。

浦和レッズ公式HPより
09.07.11 vsサンフレッチェ広島 試合後 フィンケ監督

http://www.so-net.ne.jp/urawa-reds/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=4979

実際に60分間に渡っては、広島の方が運動量では勝っていますし、ボール回しも本当にしっかりとした、優れたプレーをしていたと思っています。先ほど相手の監督にも直接お話をしましたが、『60分間は広島の方が本当に優れていた』と、本当に私は思っています。
しかし最後になってからは、彼らの運動量がやはり減りましたし、私たちの方もしっかりとボールを回すことができました。ですので最後の30分間で私たちが逆転劇を演出することができたと思っています。
そして、私たちのチームは、今日スタジアムへ集まってくれた観客の皆さんに感謝をしなければいけないと思っています。なぜかというと、チームが非常に難しい状況のときに、観客の皆さんは、私たちのことを一生懸命応援してくれたからです

柏木の空振りと彼を交代してくれた采配にも助けられましたね。
でも実際こういう交代を今までもしていたような気もします。