岸野監督、今季限りで退任の報道【サガン鳥栖】

 クラブ側の評価は高かったが、J1昇格を目指すチームとして休日の練習場の確保やクラブハウスの設立といった、岸野監督の待遇改善要求に応えきれずにたびたび衝突。今季は1年契約で、来季に向けて話し合ってきたが、こうした条件面で折り合いがつかなかったとみられる。
 今季は4試合残すものの、他クラブでの指導を希望し、J2甲府などが関心を寄せている岸野監督の意向を尊重し、27日の発表となった。後任は日本人を中心に人選を進めている。
=2009/10/27付 西日本スポーツ

http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/130772

公式発表は今日のようです。
練習場もクラブハウスが整わなくて苦労しているチームもあれば、揃ってても覇気の無い試合をするチームもある不思議。J1からレンタルでJ2で戦っている選手はそれを痛感しているのではないだろうか。

 1年目は8位。2年目の08年は最終盤まで昇格争いに加わって6位となり、クラブ史上初の天皇杯8強の実績も残した。勝負の年となった今季は、開幕ダッシュに失敗したものの、第2クール以降は上位を猛追。第47節・甲府戦(25日)までの成績は23勝11分け13敗(勝ち点80)で、18チーム中5位につけている。ただ、10月の上位との直接対決3連戦で白星を奪えず、今季の昇格は難しくなっていた。

 関係者によると、甲府戦終了後、運営会社「サガンドリームス」の井川幸広会長、牛島洋太郎社長らと会談。退団することで双方の考えが一致したという。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1458124.article.html