レッズユーススペイン遠征現地レポ その2【浦和レッズ】

[その1]

■決勝T一回戦 EF PRAT BLAUGRANA(プラット・ブラウグラナ:カタルーニャのチーム)-続き-

相手
○ ○ ○ × ○

セルヒオ サトウ ハギオ ニシザワ
○ ×右ポスト ○ ×キーパー

この試合に関しては皆ハテナ顔。実力では負けていなかったから。相手は汚いチームで、コーナーやらの時に肘ウチやら、頭はたいてきたり、ツバはいたり、けってきたり。でも、こっちがやるとすぐ倒れたりして。PK戦も完全アウェイの雰囲気。地元の子供達などが看板をバンバン、キーパーにツバは吐くわで、キーパーの背中もツバだらけに。ニシザワは「これはサッカーじゃない」と言っていた。スペイン人の観客の中にも、レッズのサッカーを見て、認めてくれた人がいて、試合がおわったあと「お前ら、あのチームよりよかった」と声をかけてくれたりもした。

余談。このチームは本当にヒドイチームで、勝ち上がった後ブラジルと対戦したが、演技によってブラジル人2人を退場させたりもしている。。でもその後に怒ったブラジルが3点いれて快勝。最初は応援をしていた地元ファン達も、そのチームの酷さに愛想をつかせて、最終的には誰も応援しなくなっていた・・・。




■次の日、1試合だけエキシビジョンマッチ。
相手はUD AMISTAD REAL ZARAGOZA(あのサラゴサではない)
この試合は

 ヤマダテツ

ヨシダ コマツユウシ ノジマ

 ヒロセ マスダ
タナカ ウガジン
 ヤマダ

 コイケ ムラマツ

試合は5−0で勝ち。相手チームは決勝T一回戦でブラジル代表に1−0で負けたチームだったが、「前の日に試合負けたからいいや」ってことで、朝まで騒いでいたらしく、やる気なし。
得点者はマスダ、ヤマダ、ヤマダ、タナカ、コイケ。この試合はトップ下に入ったヤマダがキレキレ。飛び出しとドリブルは充分に通用していた。2点目のPKは自分でとっていれるなど、よかった。

■とある選手の総括コメント
思ったよりもフィジカルは強くなかった。アウェイってことで試合をうまく運べない、そういう難しさを感じた。全体的にプレスを前からかけてくるけど、サンフレッチェや鹿島とかでも同じ。でも、アトレティコは半端じゃなかった。衝撃的なレベル。でも、アトレティコ以外のチームは精神的に子供だった

■残念だったこと
各試合は主審一人だけでラインズマンがいなかった。ベスト8からは、ちゃんと審判3人制になったのに。決勝T一回戦目は、完全なオフサイドを見逃されて、汚いプレーも見逃されたのだから・・もしラインズマンがいればと思うと悲しい。

■大会敗退後
敗戦の後は次の日に決勝を見て、バルセロナに移動。一泊して、カンプノウを見学して、パエージャくって、サグラダファミリア見て、練習見て、一泊して、昼便で帰国。




という事で、中の人も協力もあり、ユースレポは以上。

非常にわかりやすいレポに感謝!!!

(おしまい)