草津町がザスパ草津に補助金返還要求
NHKニュース
ザスパ草津に補助金返還要求
今シーズンからJリーグ入りしたザスパ草津は、JFL・日本フットボールリーグに所属していた去年10月23日に草津町の町営グランドで公式戦を行いました。草津町によりますと、試合の前に町とザスパ草津を運営するクラブが協定を結び、クラブは町から500万円の補助金を受けて仮設スタンドを購入し、そのスタンドを試合後は町も使用できる約束だったということです。
ところが、先月、町が防災訓練でスタンドを使おうとした際にスタンドがなかったためクラブから事情を聞いたところ、仮設スタンドはその試合だけのために業者から借りたもので、試合後は業者に返していたことがわかりました。このため、草津町は、協定違反だとして補助金を返還するようクラブに求めています。
草津町は「チームを応援していただけに信頼が損なわれて残念だ」と話しています。一方、ザスパ草津の大西忠生ゼネラルマネージャーは「うそをついてしまったことになり申し訳ない。500万円は必ず返したい」と話しています。
地域密着の理念を崩しかけないこの事態に今後の対応が問われる。
選手には全く罪が無いだけにかわいそうな話である。