今日の各紙 9/17 【浦和レッズ】

埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「もっと駒場で試合して!」 レッズに要望書提出へ
さいたま市議会サッカー議連


 さいたま市議会のサッカー議員連盟(長谷川浄意会長)は16日、全体会を開き、サッカーJ1・浦和レッズに対する「駒場スタジアムJリーグ公式戦開催試合数の増加に関する要望書」をまとめた。来週中にもクラブに提出する。

 要望書では、2003年に13試合だった駒場スタジアムでの公式戦開催が、04年に9試合、今年は7試合と年々減っていることを指摘、「1試合でも多く“聖地”での開催を望んでいる浦和レッズのサポーターや地域の活性化に取り組んでいる地元商店街にとっては耐え難い」とし、「来シーズンから駒場スタジアムで公式戦の半数程度の開催を強く要望する」としている。

 この日の全体会では「埼玉スタジアムの場合、観客は試合が終わるとそのまま帰ってしまう。サッカーの街を標ぼうしているさいたま市としては、サポーターが街中で多く見られることが望ましい」との意見や、「駒場スタジアムでの試合数の減少は、最寄りのJR浦和駅北浦和駅周辺の商店街の活性化に影響する」との意見が出た。

 駒場スタジアムでの開催試合増を求める背景には、さいたま市浦和レッズのJリーグ参戦に合わせて、Jリーグがスタートした1993年と95年の2度にわたり、総額約62億円をかけてスタンドなどを改修したことや、1試合につき入場料収入の5・25%と広告収入計約450万円が市に入ることもある。

 ただ、駒場スタジアムの入場者が1万5000〜2万人なのに対し、埼玉スタジアムでは5万人以上入る試合もあり「クラブの経営を考えたら仕方ないかな」(市議)との声もある。

(2005年9月17日 読売新聞)


 地元商店街と増えるファンの間でどう考えていけばよいだろうか。