今日の各紙 20050927【浦和レッズ】

WEBサッカー報知
浦和・坪井10・2復帰へ


 《浦和》 24日の横浜M戦で脳震とうで倒れた日本代表DF坪井が10月2日のC大阪戦に復帰する。「次の試合は大丈夫だと思う」この日午前の練習で完全合流したが、脳震とうで途中退場時、鼻骨骨折していたことも判明。「パキッと音がした」と話すが、チームドクターが左に曲がった鼻を瞬時に修復したという。保護マスクの必要もなく、来月欧州遠征を控えるジーコ監督にも朗報だ。


浦和坪井、鼻骨骨折も全体練習に合流 - nikkansports.com > サッカーニュース

 24日の横浜戦で相手選手と交錯し、脳しんとうを起こして負傷退場した浦和DF坪井がこの日、全体練習に合流した。前日は自宅静養したが、この日は走り込みを行った。交錯時の鼻骨骨折も判明し「まだ少し胸、鼻が痛いけど、頭は大丈夫」と坪井。ランニング中もあまり首を動かさず注意を払っていた、仁賀ドクターからは「痛みは少ないようだしプレーできるよ」と伝えられた。状態にもよるが、有力視される今日発表予定の日本代表東欧遠征メンバー入りはもちろん、次節10月2日のC大阪戦、同5日のナビスコ杯準決勝千葉戦の出場に向け調整していく。




デイリースポーツonline
驚異の回復力 坪井「次節出る」


 J1浦和のDF坪井慶介(26)が満身創いの状態から驚異の回復力で、26日の練習に参加した。約30分間のランニング中心のメニューをこなして「走れるので問題ない。次は基本的に大丈夫」と次節(10月2日)のC大阪戦出場をアピールした。

 24日の横浜M戦で脳振とうのため交代。「2年前のナビスコ杯は痛かったが、今回は揺れた」とDF河合と激突したときの衝撃を思い出した。この日になって鼻骨骨折と鎖骨打撲など、一歩間違えれば重傷だったことも判明した。

 鼻骨骨折は仁賀ドクターがその場で治した。多少は腫れているが「パキッと折れたわけではない。鼻が曲がった感じ。フェースガード?しません」と苦笑い。オールスター落選で、日本代表の東欧遠征メンバー選出は確定的。心配していたジーコ監督も一安心だろう。



WEB埼玉新聞
負傷の坪井が復帰
好調のC大阪戦へ調整
浦和


 Jリーグの浦和は10月2日、アウエーでC大阪と対戦する。3位をキープしているものの、逆転優勝に向けて負けられない状況に変わりはない。C大阪も4連勝中と好調で6位に浮上しており、引き締めて臨みたい。

 チームは26日午前、大原サッカー場で約30分ランニング。24日の横浜M戦の接触プレーでむち打ちと脳振とうを起こし、状態が心配された坪井も参加し、全体と同じ時間走った。鼻骨を骨折していたことも明らかになったが、既に完治しているという。25日は別メニューだったポンテ、鈴木、長谷部も走り、たっぷり汗を流した。

 ブッフバルト監督は坪井について「脳振とう、左鎖骨の痛みともに大丈夫だ。鼻骨の骨折も治っている」と説明。コンディション面を含め、「今週末までに回復するだろう」との見通しを示した。

笑顔で「問題ない」
検査結果異常なし 軽快にランニング


 24日に行われた横浜M戦で、接触プレーでむち打ちと脳振とうを起こし、鼻骨まで骨折していたことが分かった坪井だが、軽快にランニングした。「左鎖骨付近と鼻に多少痛みはあるが、走ることができたし、問題ない」と人懐っこい笑顔を見せた。

 負傷したのは後半22分。横浜Mの右CKから河合と激しくぶつかり、途中退場した。鼻骨が折れ曲がっていたそうだが、チームドクターが埼玉スタジアムで治療し、その場で完治した。痛みのある個所はすべてレントゲン撮影をして詳しく調べ、異常がないことが分かった。

 リーグ戦は残り9試合。10月5日には千葉とのナビスコ杯準決勝第2戦が行われ、チームにとって大事な時期を迎えている。27日に発表される欧州遠征の日本代表に招集される可能性もあり、「自分的にはもう大丈夫」と、しっかりとした口調で話していた。



WEBサッカー報知
浦和、バイエルンと業務提携


 ドイツW杯イヤーに強力な日独タッグを結成する。

 浦和は来年1月、ブンデスリーガ首位の名門バイエルン・ミュンヘンとフルパートナーシップ契約を結ぶことが26日、決定的になった。

 バイエルンの海外渉外部長のマーティン・ヘーゲレ氏が来日し、浦和側と交渉を持ち、24日の浦和・横浜M戦や施設見学などを行った。

 「今回は関係部署と交渉を済ませた。今度は浦和側の視察団が来月バイエルンに来ることになる。年内には最終的な交渉が完了できると思う」とヘーゲレ氏は語った。浦和の幹部は来月中旬にドイツに出発し、クラブハウスや練習場などを見学。18日の欧州CL、ユベントス戦と同22日のリーグ戦を観戦する予定だ。

 創立1900年の名門が連携先に選んだのはJリーグ最大の人気を誇る赤い悪魔。その共闘に最大の障壁が解除された。バイエルンは99年からC大阪とエグゼクティブ・コンサルティング契約を結んでいたが、「友好的に今年12月末で契約満了となることが決まった」とヘーゲレ氏。22日にC大阪と交渉を終え、来年の新規契約が可能となった。

 「浦和との関係はC大阪とは異なる。アドバイザー的な関係ではなく、完全対等なパートナーシップになる。具体的な提携内容は11月以降に会談する」と同氏は話す。大手広告代理店「電通」やアディダスジャパンとスポンサー契約を結ぶバイエルンは日本市場進出の足掛かりを、浦和側には欧州CL4回優勝の名門の帝王学を手にできることになる。