今日の各紙 20051029【浦和レッズ】

サッカー報知WEB
浦和・長谷部に俊輔代理人


 浦和MF長谷部誠(21)が、将来的な海外移籍を見据え、代理人契約を結んだことが28日、明らかになった。今月正式契約を結んだのは、日本代表MF中村俊輔(27)のセルティック移籍に尽力したFIFA公認代理人のロベルト佃氏(34)。イタリア、フランスなど欧州中の注目を集める日本代表の「次代の背番号10」は、29日の川崎戦でトップ下で先発。ゴールと勝利を目指す。

海外移籍布石

 将来的な海外飛躍を目指す浦和の若き至宝・長谷部が日本が誇る世界的な代理人と契約を結んだ。「クラブにはもう報告しました。海外(移籍)はいつも自分の頭にあります。でも、今は自分の置かれている場所を踏まえて、結果を出すだけです」と、長谷部は話した。

 今年はじめから日本国内すべての代理人と直接会談し、熟慮の末正式契約。俊輔が全幅の信頼を寄せる佃氏は欧州、南米に強力なラインを持ち、欧州市場がいまだ不況の今夏、5億5000万円の移籍金でレッジーナからセルティックへの移籍を実現させた。佃氏の顧客は俊輔、横浜M坂田、浦和・都築ら少数精鋭。「実績があって信頼できる人に相談できることは大事。(代理人が)抱えている選手が多過ぎると、必要な時に頼れない場合がある」と長谷部は言う。

 一方、世界ユースなど国際大会を経験していない長谷部を、欧州はすでに注目している。4月のG大阪戦を、イタリア・ボローニャの会長が視察。セリエBへの降格で交渉に至らなかったが、獲得候補だった。フランス2部グルノーブルの強化スタッフも7月に直接視察するなど熱視線を集める長谷部だが、今は浦和の優勝戦線生き残りに集中する。「今年は出場試合は多いのに昨年より得点が少ない。結果にこだわる」川崎戦では久々にボランチではなく、待望のトップ下で先発。日本代表の司令塔「10番」は俊輔のものだが、「俊輔2世」の期待にふさわしい実力を見せつけ、奇跡の逆転Vを引き寄せる。


 俊輔2世?( ゚Д゚)ハァ?

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V争いへ大一番!浦和・坪井、代表の教訓を今こそ生かす


浦和DF坪井が“ウクライナ対策”で川崎の高速3トップを封印する。4、5位がぶつかる29日の川崎戦(ホーム)は、優勝争いへ生き残りをかけた大一番。16得点をあげ6連勝中と好調の川崎3トップに日本代表戦で得た教訓をぶつける。10・12ウクライナ戦ではシェフチェンコら高速FW対策として俊足を買われ先発。結果的に相手のエースFWは欠場したが、微妙な判定によるPK1失点に抑えた。「相手が速いからといってラインを下げずに、全体的にコンパクトにしていきたい」と川崎必殺のカウンター発動を抑え込む。