今日の各紙 20051201【浦和レッズ】

WEBサッカー報知
浦和 敵は雪!
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/nov/o20051130_10.htm


決戦当日 新潟市にこの冬一番の寒波予報
 逆転優勝を狙う3位浦和に試練が訪れる。試合当日予報では、新潟市内はこの冬一番の冷え込みとなり、最低気温2度。降雪の確率は80%という最悪の気象条件。雪上での公式戦経験のないブラジル育ちのエースDF田中マルクス闘莉王(24)は30日、「それだけは嫌」と拒絶反応。華麗なパスサッカーが封印される危険性が浮上した。


ブラジル育ち雪未経験
闘莉王「それだけは嫌」
 3位に浮上と好調の赤い悪魔にも弱点はある。3日に迫った天王山を前に致命的な不安材料が浮上した。

 「雪? それだけは勘弁してほしい。寒いのはだめ。体が痛くなる。オレら最近パスをつないでるけど、それも通らなくなる」

 勝てば逆転優勝の可能性が生まれる敵地新潟戦を控えた30日の練習後、闘莉王が悲鳴を上げた。3バックを仕切り、チーム得点王となる9ゴールを叩き出すキーマンも自然現象にはさすがに勝てない。

 気象協会によると、決戦当日はこの冬一番の寒波が新潟市内に到来する。予想は曇り時々雪。降水、降雪の確率は80%。最低気温は2度。すでにあられなどが降る新潟だが、決戦当日は本格的な降雪となる可能性が高まった。

 ブラジル育ちで渋谷幕張高時代に初めて雪を見た闘莉王は雪の公式戦未経験。正確なフィードなど展開力に優れる男は雪がパス精度に悪影響を及ぼす危険性も指摘した。

 「寒いのと暑いのは嫌い」とMF山田主将も嘆く。右肩などに古傷を抱える闘莉王は寒さで痛みが倍増する。「寒さと雪は問題ない。僕には晴れみたいなもの」とドイツから今季途中加入したMFポンテの意見はあくまで少数派だ。

 その一方で、サポーターはスタンドで熱い声援を送る。犬飼基昭社長によると、前売り券1万5000枚が新潟県外で購入された。「中には新潟まで行って、チケットを買っている人も多い。一体何人になるのか」。4万2300人収容の敵地の半分が真っ赤に染まる。大挙するサポーターが燃える奇跡を後押しする。(石倉 勇)




スポニチ Sponichi Annex ニュース サッカー
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/12/01/04.html
浦和逆転Vへ敵は雪!


 浦和の逆転優勝へ思わぬ敵が現れた。新潟戦の行われる3日の新潟地方の天気予報は曇時々雪報。最高気温も5度で、この日の埼玉県とは10度以上の差がある。右肩痛の影響が残るDF闘莉王は「勘弁して。雪とか寒いのは駄目。相手は慣れているかもしれないし」と顔をしかめた。ただ、新潟戦のチケットが新潟県外で1万5000枚売られたことが判明。4万人収容の競技場の半分近くが浦和ファンで埋まる可能性もある。不利をはねのける上でサポーターの存在は頼もしい。
[ 2005年12月01日付 紙面記事 ]


SANSPO.COM−サッカー
浦和に難敵出現、3日の新潟戦は極寒地獄&“雪”?!
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200512/st2005120101.html


 奇跡の逆転Vに難敵出現?! 3位浦和が最終節12月3日に戦うアウエー新潟戦(新潟ス)の当日の天気予報が『雪』であることが11月30日、分かった。寒波の影響で降雪確率80%、最高気温もわずか5度という極寒地獄。まずは悪条件克服が絶対不可欠となった。

 雪や、コンコン…なんて、のんきに歌ってる場合じゃない。思わぬ難敵の出現だ。浦和の前に立ちふさがりそうな自然の猛威。12・3新潟戦に乗り込む同市の当日の天気予報が、『雪』であることが分かった。

「それだけは勘弁してもらいたい。寒いのダメだし、サッカーにならないんじゃないですか。雪の試合なんて経験ないし予測がつかない」

11月30日に練習が行われた大原練習場で、真っ先に悲鳴を上げたのはDF闘莉王だ。ブラジル育ちで初めて雪を見たのは来日後の高校時代。「最近のうちのサッカーはパス回しが中心なので厳しい。白いし、まぶしいので見づらい」と悪い要素を並べた。3バックの中心として今季リーグ最少の37失点。攻めてはチーム得点王9得点と大車輪の男が天をあおいだ。

 降雪確率は80%で、最高気温は平年より5度低いわずか5度。寒波の影響で、なぜか3日だけ前後に比べて極端に冷え込む。この日のさいたま市内は気温15度、その差は実に10度だ。

 「寒いのも大変だけどうちの応援は熱いから」と前を向いたのは犬飼社長だ。新潟側によると、あらかじめ浦和側に用意された5000席のアウエー席を含め、計1万5000枚が県外で購入されたものだという。そのすべてが浦和サポーターと予想され、当日は4万2300人収容の新潟スタジアムの半数が赤く染まる計算だ。真っ赤に燃える声援が、雪を溶かしてくれたりして…。

(後藤茂樹)


 しかし、雪だけで記事になるとはね。

浦和、戦線恐々…雪80%闘莉王「勘弁」 - nikkansports.com > サッカーニュース
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051201-0008.html


 浦和の逆転優勝のカギを天気が握る。3日のアウエー新潟戦に臨む浦和の心配事は当日の天気。予報によると曇り時々雪で降水確率は80%、最高気温5度、最低気温2度。例年の平均最高気温は10度なだけに、かなりの冷え込みが予想される。降雪の可能性を伝え聞き、表情を曇らせたのはDF闘莉王。「それだけは勘弁。雪が降ったらサッカーにならない」と戦々恐々としていた。

 温暖なブラジル出身で、雪は高校時代に来日してから初めて目にした。降雪での公式戦は1度も経験がない。「白いとまぶしいし、ボールも見えづらい」とプレーにも影響が出てくる。磐田戦後、優勝争いの行方を「神のみぞ知る」と表現したブッフバルト監督。天候も、まさに神のみぞ知ること。犬飼社長によれば「(新潟)県外でチケットが1万5000枚売れたらしい」と、サポーターが予想を大きく超えて駆けつけることは間違いない。後は快晴を願うばかりだ。