今日の各紙 20051217〜食傷気味の移籍関連ですが。【浦和レッズ】

WEBサッカー報知
小野、浦和からW杯
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/dec/o20051216_10.htm


右足リハビリにも国際Aマッチ出場にも最高の環境

 サッカー日本代表MF小野伸二(26)獲得が、所属するフェイエノールト(オランダ)と合意に達した浦和は16日、小野が欧州での再挑戦を希望した場合、交渉の席につくことも明らかにした。小野の代理人はこの日、日本への移籍は短期間としたい意向を示したが、もしそうなったとしても、右足第5中足骨(小指)疲労骨折からの復帰、日本代表での先発奪取を目指す小野にとって、“日本在住”はメリットが大きい。小野は浦和からW杯を目指す。

 クラブ間で浦和復帰が決まった小野だが、できれば欧州で移籍先を探したいというのが本音のようだ。この日、オランダのアルハメン・ダハ・ブラット紙記者の取材を受けた小野の代理人、ヒール・デッカー氏は「小野はできるなら欧州に残りたい。移籍市場ぎりぎりの1月末までチャンスを探りたい」と話した。浦和に戻る場合でも、できれば短期間にしたい意向も漏らしている。

 W杯で活躍し、再び移籍市場が開く8月に欧州へというシナリオが考えられるが、浦和とチームを愛する小野の性格から、シーズン途中移籍には強く頭を悩ますことが想像される。だが、浦和の中村修三強化部長はこの日、複数年契約を結んだ上で「いいオファーがあれば聞く。ただ帰ってくるときはレッズ。それが条件」と、再挑戦には快く応じる考えを明かした。

 仮に復帰が短期間になっても、“浦和在住”にメリットは多い。小野はこれまで、日本でリハビリをする際にも浦和で行っており、環境面は申し分ない。さらに、W杯イヤーの来年は、国際Aマッチデーが3月1日の1日しか設定されておらず、欧州にいるとほとんどの親善試合が不参加となる恐れがある。浦和のブッフバルト監督(44)も「日本代表に招集された場合もすぐ行ける。日本でやった方がいい」と解説したが、小野は負傷離脱が多く、代表でのポジションは危ぶまれているだけにメリットは大きい。

 もちろん浦和にとっても集客、そしてJ1王座奪回に向けてもこれ以上の補強はない。ブッフバルト監督は「トップ下もボランチも左右のサイドもできる選手」とフル起用の意向を明かした。

 浦和側はフェイエの年俸、1億6000万円(金額は推定)のほぼ同額の条件を提示する見込み。中村修三強化部長は「早いうちに決めたい。年内にも。1月になるとこっちの(チームづくりの)問題も出てくる」と早い段階で決着させたい方針を示した。

 同部長は17日にオランダに向けて出発。本人の意思をもう一度確認。その後、条件を提示。正式決定させたい意向だ。同部長によれば、小野は10月の右足再手術後のリハビリで、「体づくりをやり直してリセットしたい」と、話していたという。ドイツW杯に万全で臨みたい小野。その小野を完全サポートする浦和。短期間になる可能性もあるにしても、両者間の固い絆(きずな)が移籍最終決定を決めることになる。

 ◆欧州の移籍市場 解禁期間は夏が7月1日〜8月31日。冬が1月1日〜同31日。欧州のシーズンは8月または9月に開幕し、5月に終了する。選手の1シーズンの契約満了が通常、6月までとなっているため。

◆発表に戸惑い「聞いてない」

 〇…浦和への復帰がフェイエノールトとのクラブ間で合意したと発表されたことについて、小野は自身のホームページ(HP)上で「おれに知らせる前に発表したフェイエノールトには疑問を感じます」と、戸惑いのコメントを掲載した。HPではさらに「おれも代理人も何も聞いてなかったし、とにかくビックリと言うしかありませんでした。今言えることは、しっかりとけがから復帰して、一日も早くプレーしたいということだけ」と述べた。




SANSPO.COM−サッカー
浦和・中村強化部長が小野と交渉へ…17日に渡欧
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200512/st2005121703.html


オランダリーグ・フェイエノールトからJ1浦和へ復帰が決定的なMF小野伸二(26)が、W杯後に欧州再挑戦を希望した場合、容認されることが16日、分かった。復帰については15日にクラブ間合意に達し、残すは小野本人との直接交渉のみ。17日に渡欧する中村修三強化部長は「気持ちはレッズでやってほしいが活躍できるだろうし、いい話が来れば送り出したい」と話した。

浦和は右足小指手術のため10月に帰国した小野と接触、11月上旬にフェイエに獲得を打診した。複数年契約で年俸は現在と同額、J現役日本人最高の1億6800万円(推定)を用意。年内にも復帰が正式決定する。復帰はW杯をにらんでのもので、その後は欧州再挑戦の可能性が高い。

【オランダでは】
全体練習に参加した小野はノーコメントを貫いた。フェイエが本人に知らせずクラブ間合意を発表したことに対し「おれに知らせる前に発表したフェイエノールトには疑問を感じます」と戸惑いのコメントを自身の公式HPに掲載。16日付のオランダ紙アルヘメン・ダッハブラットは「クラブ同士は合意したが、本人はまだ欧州のクラブを希望している」と長期化を示唆する代理人デッカー氏のコメントを掲載した。

ロッテルダム=ロビン・ストックス通信員)


スポニチ Sponichi Annex ニュース サッカー
浦和 小野に3年契約提示へ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2005/12/17/07.html


 フェイエノールトのMF小野伸二(26)の獲得を目指す浦和が、3年契約で年俸1億6000万円の条件提示をする見込みとなった。17日に中村修三強化担当チーフマネジャー(CM)が渡欧し、本人との交渉をスタートさせる。また、小野は事前通達のないまま移籍問題について浦和とクラブ間合意発表したフェイエノールトに対し、自身の公式サイトで不信感を示した。

 浦和の中村CMは「伸二は特別な選手。現在の年俸は当然保証する。年数は複数年」と獲得への意気込みを語った。小野はフェイエノールトと年俸1億6000万円(推定)で契約しており、浦和がその条件で契約した場合は日本人最高となる。

 中村CMは11月上旬に最初のオファーを出したという。それからの1カ月余りの期間で「獲得できるという感触があった」。ところが、クラブ間合意の後に小野が引き続き欧州クラブでのプレーを希望していることが判明。「気持ちの変化があったようなので、会ったらまず本人の気持ちを確認したい」と話した。

 一方、小野は何も知らされないままクラブ間合意が発表されたことについて不快感をあらわにした。自身の公式サイトで「僕も代理人フェイエから何も聞いていなかったし、とにかくビックリというしかありませんでした。僕に知らせる前に発表したフェイエには疑問を感じます」とコメントした。

 代理人のヒール・デッカー氏は16日付のオランダ紙、アルヘメン・ダッハブラッドで、ボルトンからレンタル移籍のオファーが来ていることを明かした上で、「まだ欧州で移籍先を探している。ボルトンはレンタルなのでフェイエノールトは受け入れない。1月までに欧州で見つけられなかったら、W杯までのオプションとして浦和に戻ることもある」と話した。

 小野サイドは「浦和(のオファー)はありがたく思うが欧州でプレーしたい」と話しており、決着までにはしばらく時間がかかりそうだ。

 ≪ギド監督「楽しみ」≫浦和のブッフバルト監督は小野の復帰問題について「彼には会うたびに“来い”と言っていた。一緒に仕事ができることを楽しみにしている。ただ、欧州トップクラブへの移籍があるなら、認めてあげたい」と話した。三都主は「代表でも一緒だし、ぜひ来てほしい」と歓迎したが、坪井、山田、田中達の主力3人は「まだ決まっていないので何とも言えない」と口をそろえた。
[ 2005年12月17日付 紙面記事 ]


WEBサッカー報知
浦和も相馬獲り参戦
横浜Mと争奪戦
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/dec/o20051216_80.htm


 J1浦和が東京VのDF相馬崇人(24)獲得に参戦することが16日、分かった。相馬にはすでに、横浜Mが獲得に向けて身辺調査を行っており、強豪同士の争奪戦となりそうだ。相馬はこの日東京Vと2度目の契約更改交渉を行い、サインはしなかった。本人も他クラブへの移籍を視野に入れている。

 相馬は希少な左サイドのスペシャリストで、突破力がありクロスの精度も高い。浦和は日本代表の左サイドMF三都主アレサンドロ(28)らもいるが、ポジション争いが激しくなることによりチームを活性化させる意味も含めて獲得に乗り出す。東京V側も残留を希望しているが、J2落ちしたとあって、日本代表入りを目指す相馬は他クラブへの移籍も視野に入れている。両クラブともに本人及びチーム間との本格交渉は年明けになる見込み。


浦和が東京VのFWワシントン獲得 - nikkansports.com > サッカーニュース
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051217-0008.html


 浦和が東京VのFWワシントン(30)を獲得することが16日までに決定的になった。元名古屋のアトレチコ・ミネイロFWマルケスにもオファーを出していたが交渉が不調に終わり、今季得点ランキング2位の22得点をマークしたワシントン獲得を決めた。残留が決定しているMFポンテ、DFネネのブラジル人トリオで来季に臨む。
[2005/12/17/07:36 紙面から]


浦和が好条件で小野を口説く - nikkansports.com > サッカーニュース
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-051217-0006.html


 浦和が欧州の他クラブへの移籍を視野に入れているフェイエノールトMF小野伸二(26)を説得にかかる。すでにクラブ間では移籍が合意に達しているが、小野自身の結論を待っている状況。今日17日に中村強化部長がオランダに渡り、交渉を行う。16日、同部長は「絶対に優勝するために必要な選手」と強調。現在手取りで2億円以上という年俸の保証、将来の海外移籍も認めた上での複数年契約と最大限の誠意を見せる。

 10月に右足第5中足骨を疲労骨折し浦和でのリハビリ中に話した際に、移籍へ好感触を得たという。「1回戻ってケガを治して体をつくり直したいという気持ちを感じた。今はチャンスだと思った」。11月初旬からフェイエノールトと交渉を開始し、200万ユーロ(約2億8000万円)でクラブ間で合意した。

 一方、小野は自身の公式ホームページで「俺に知らせる前に発表したフェイエノールトには疑問を感じます。今言える事は、しっかりとケガから復帰して、1日も早くプレーしたいということだけ」とコメント。代理人のデッカー氏は「まだ日本へ戻りたいという気持ちになっていない。これから欧州のクラブを見つける」と話した。

 中村強化部長は「欧州希望? 直接話して確認したい。気持ちの変化を聞ければ」と決断を尊重する構え。まずは、古巣として最大限のラブコールを送る。
[2005/12/17/07:34 紙面から]


デイリースポーツonline
浦和イレブンは小野加入を歓迎
http://www.daily.co.jp/soccer/2005/12/17/198432.shtml


 小野加入の可能性が高まってきたことについて、浦和イレブンは歓迎ムードだった。FW田中達が「一緒にやれればうれしい」と話せば、中盤のライバルとなるMF長谷部も「レギュラー争いが激しくなるし、刺激になるし大歓迎」とキッパリ。ブッフバルト監督も「一緒に仕事ができることを楽しみにしている。いろいろなポジションでプレーできることが小野の素晴らしいところ」と、小野の浦和復帰に期待を表していた。


朝のラジオ
益子さん

 フェイエノールトももうチームを作り始めているので、けが人は構想外になる。市場としては、1月は即戦力の補強になると思うので、けが人にわざわざ手を上げてとる欧州のクラブは無いと思う。あとは代理人とクラブとの交渉次第だろう。