セル、プロ意識とユースの思い出を語る。〜J's Goalインタビュー【浦和レッズ】

[ J's GOAL ]Jユースサハラカップ2005
ユース出身選手インタビュー
セルヒオ・エスクデロ選手
http://www.jsgoal.jp/2005jyouthcup/player/escudero01.html


 常に、誰にも負けたくないから。だから去年はJユースカップの試合の3日前から携帯電話をお父さんに預けて、もう本当にプロ意識というか試合のための生活をしていたんです。みんなは高校で弁護士とか記者とか目標があって、それになるためには勉強が必要だと思うんですよね。でもぼくにとっての目標はプロ選手で、そのためには結果をだせる体にしなくちゃいけないし、そのための準備はしなくちゃいけないんです。土曜日に試合にいってダメだった、でその理由が昨日学校にいって10キロ走ったから、じゃダメなんです。許されない。だから、常にサッカーの事を考えて学校でも、私生活でも。携帯を持ってたらメールしちゃうから、三日間四日間使わなかったりして。

Q:今の自身の目標は何ですか?

 「近い目標は、来年先発で出れるようになって、再来年日本人になってU-20のワールドユースに代表として出たいです。アルゼンチンでもスペインでも国籍上は代表を目指せるんですよね。でも、アルゼンチン代表になったら優勝しなきゃいけないチームだし、そういう厳しい中でやるのもいい、スペイン代表でもセスク(アーセナル)とかいてそういう人ともやりたいけど、日本は優勝したことないから日本を優勝させたいです。うちらの世代は上手い人がいっぱいいるから、森本にしろ、ハーフナーマイク、うちの堤先輩もそうだし。素晴らしい選手がそろっているから勝てると思う。(AFCユース選手権予選の)北朝鮮戦のビデオを見せてもらいましたが、上手いけど気持ちが入ってないですよね。オレは代表なんだ、オレはすごいんだで止まっていて、この代表の座を誰にもやれないぞっていうアピールがない。北朝鮮の選手にはそれがあった。もちろん気持ちが一つになっていたから勝てたんだとは思うけど、ブラジルとかだったらもっとあるし、アルゼンチンにもアグエロみたいな選手は何人もいるから絶対その座を誰にも渡さないっていう気持ちでやっているんですよね。」