20060607 ナビ準々決勝第2戦川崎戦データ、インタビューetc【浦和レッズ】

ナビスコ杯スコア速報<川崎F−浦和> : nikkansports.com
http://www6.nikkansports.com/soccer/jleague/score/2006/20060607kfur.html


◇Jカップ◇7日19時4分◇等々力陸上競技場16342◇晴れ◇全面良芝、乾燥◇西村雄(主)、名木、石沢、砂川

川崎F(1勝1敗)2 ( 1−1、1−0) 1 浦和 (1勝1敗)
51% ボール支配率 ▼ 49%

前半12分【川崎F】 (中) 4m 我那覇 (右足) → 3号
前半31分【浦和】 PK直接 11m ワシントン (右足) … 9号
後半8分【川崎F】 (中) 谷口 ↑ (中) 6m ジュニーニョ (右足) → 3号


13 シュート数合計 10

警告
マルクス (1) ■谷口 (1) ■中村 (1) ■森 (2)
■内舘 (1) ■長谷部 (1) ■ワシントン (2)






[ J's GOAL ]News & Report
ヤマザキナビスコカップ】川崎F vs 浦和:ブッフバルト監督(浦和)記者会見コメント [ J's GOAL ]
http://www.jsgoal.jp/news/00034000/00034034.html


ブッフバルト監督(浦和):

 「きょうの試合は、初戦は1点差で勝ったが新しいルールでフロンターレに1点差で負けても我々がリードされてしまうというのが前提だった。フロンターレもアグレッシブで体を張ったプレーをいつもどおりしてきた。クレバーな対応ということをやったが、やっとPKを取ってくれ1-1で前半終え、また我々が有利になった。

 後半は我々のほうがボールもつなげていたし、どちらかというとポゼッションも高かったと思う。だがシンプルなミスでスローインから失点をしてしまった。上位同士の争いというのはわずかなところで最終的な結果が出てくる。きょうのようにリードしているチームはカウンターのチャンスがあるし、我々のほうも山田選手のバーに当たったシュートやペナルティーエリア内に進入もできたが、わずかなところでフロンターレに勝利が渡った。きょうの敗戦で残念ながらナビスコカップは終わってしまった。しっかり割り切ってリーグ戦に備えていきたい。すぐに休暇をとり、ドイツ合宿を行う。そこでリーグ戦にしっかり備え、集中してやっていきたい。W杯明けにフロンターレと対戦する(7/22@等々力)。楽しみにしている」

Q:黒部選手の投入が試合終了間際だったが、もう少し早くパワープレーに入る選択肢はあったか?

 「ワシントンや、途中から闘莉王も前線に上げてたので、あまり前線に置きすぎても効果はない。クロスもなかなかいいボールが上がらず活用できなかったところもある。黒部選手が入る前に4〜5名フォワードが入っていたので、パワープレーができるのはせいぜい最後の5分、10分。パワープレーで必要なのは大きい選手だけでなく、すばしっこい選手も必要になってくる」

Q:首位の川崎Fとまだリーグ戦で試合が残っているが?

 「うちは初戦(6/3)は4点入れ、きょうは1点取れた。フロンターレの強さは攻撃陣とスピードにある。だからこそ、坪井という選手が必要になる。この2試合を通じて多くのものを見ることができた。カップ戦は敗退したが1点差の1勝1敗と均衡した試合。次の試合は日本代表選手が戻ってくる」


オフィシャルより
http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_sokuhou.cgi?action=view&id=1124


[ J's GOAL ]News & Report
ヤマザキナビスコカップ】川崎F vs 浦和:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
http://www.jsgoal.jp/news/00034000/00034036.html


岡野雅行選手(浦和)

 「フロンターレがガンガン来ていたイメージがあった。入ったときは、とにかく1点取るしかないので勝負していこうと思った。パワープレーになるとどうしても難しいところもあったが、なんとか合わせられればと思っていた。最初に向こうにペースをつかまれたところもあるので、もっと積極的にうちはいくべきだったかもしれない」

(補足) 
 パワープレーになるとサイドではなく、中央にばかりボールが集まり、ゴールが難しいものなる。誰が落としたら、誰が詰めるかはっきりと決めておけばよかった。引き分けではなく、勝とうという気持ちがもっと必要だった。リーグ戦では負けるわけにはいかない。

●ワシントン選手(浦和);

 「後半は浦和ペースだったので、そこでチャンスをものにしたかった。失点は集中を一瞬切らしたところで簡単に取られてしまい、そのままフロンターレペースになってしまった。オフはまずしっかり休暇をとり、その後のドイツ合宿でコンディションを上げ、しっかり準備したい。またフロンターレと対戦する(7/22@等々力)ので、次は勝ちたい」

(補足)
 相手は強敵。大事な試合で集中力を切らし、点を獲られたのは許されないミス。ホームの試合で点を獲られすぎてしまった。後半はペースをつかめたが集中力を切らして簡単に獲られ、チームの雰囲気が悪くなった。

山岸範宏選手(浦和);
 「1戦目のリードを守りきれず、結果が出ず悔しい。どちらがアグレッシブさやチャンスを確実に決めたか、ということ。内容は特別悪くなかったしうちもアグレッシブだったが、運もなかった。このまま負けて終わるわけにはいかないので、リーグ戦でいい形で臨みたい」

 失点については外からのボールを簡単に上げさせたり、ロングスローの後、選手をフリーにさせたり、一瞬の集中力を突かれた。1戦目を踏まえて、マークの受け渡しやDFラインのスペースを突かれないようにとしたのだが。


(補足)
鈴木啓太
 負けてしまったのは仕方がないこと。アウェーでしっかりゲームに入れなかった。自分たちのサッカーができなかったのは、自分達のなかの責任。攻めきれず、腰が引けて難しいパスばかりを出して、ボールを動かしながらリズムを作れなかった。何故、できなかったのかを考えなくてはならない。失点した後でも、自分たちのサッカーを貫くのが大事なことなのに…。


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[質疑応答]─浦和とはあとリーグ戦で2試合が残っていますが、乗り越えないと優勝は見えてこないと思います。その辺はどう考えていますか?

 リーグ戦の方はまたあとで考えますけれど、とにかくクラブとしての当初の一つ目の目標のベスト4に入り勝ち残ることが出来ましたので、今は非常に満足している状態なので、まだ次のことはあとでしっかりと考えたいと思います。

─谷口選手、中村選手のポジションがいつもと逆だったのと、谷口選手が通常よりもディフェンスを意識しているように見えました。その辺の指示は出されていたのでしょうか?

 今日に向けて、この前の試合の対策としてやっていました。

─具体的には?

 浦和さんの右からのクロスが多いということです。うちの左サイドからボールが上がるケースが多かったので中にしっかり残らせるということです。

─後半、マルコン選手に前のスペースを使うように指示されていたように見えましたが、これは指示されていたことですか?

 非常にこの前の試合で縦に両サイド行かれていましたので。今J1のクラブで3バックをしくチームが少なくなってきたので、その辺でレッズさんがどういう攻撃を仕掛けてくるか見えないところがありましたので、実際に1戦目を戦ってみて非常にシャドーのプレーヤーが外に開いて、森とマルコンの背後を突かれて2失点したので、彼らが3バックだとそういうところを仕掛けてくるところがありましたので、それをどういう風に回数を減らしていこうかと考えました。

アウェイゴールのルールが試合の流れで影響しましたか?

 アウェイゴールというよりは今日は勝たなければいけないし、昨日のトレーニングもPKで終わったのですが、4-3で勝てば延長PKという事もあるんで、とにかく今日は攻撃的な姿勢だけは持ちながら戦っていきたいと思っていました。ただ、失点を抑える対策というものはしっかりとチームでやってきました。

─PKの判定については?

 これはレフェリーが判断することなので、もう一度しっかりとビデオを見てみないと何とも言えません。

─前半ここまで戦ってきて総評は?

 ホントにチームが一つになってしっかりとチームのやるべきことのベクトルをあわせて積み上げてこれてるなと思っています。

─試合後、ブッフバルト監督と話をされていましたがどのような話をされていたのですか?

 おめでとうという事と、あとは両チームで少し衝突したところがありましたので、そういうところをスポーツマンシップにのっとりながらお互いにやろうという点を話しました。