マリッチ、日本代表にエール。

「泥臭い日本見たい」クロアチアの「サムライ」エール : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060618i5w4.htm


 日本代表が18日に対戦する強豪・クロアチアは、1998年のフランス大会で惜敗した因縁のチームだ。

 元クロアチア代表で、今年1月までJ1・浦和レッズに所属していたトミスラフ・マリッチさん(33)は今回、決戦の模様をテレビ観戦する。浦和時代、チームへの高い忠誠心から「サムライ」と親しまれた男は、「ニッポン、ガンバッテ」と日本語でエールを送った。

 ドイツには、旧ユーゴスラビアの内戦から逃れてきたクロアチア移民が多い。マリッチさんも、移民2世として、ドイツ南部の街・ハイルブロンで生まれた。

 しかし、祖国を愛する気持ちを忘れたことはなかった。「ドイツ代表という選択肢もあったが、クロアチア人である以上、祖国のユニホームを着て戦うことを夢見てきた」

 祖国では無名の存在のため、「人一倍努力しなければならなかった」。祖国代表として9試合に出場。今回、日本にとって要注意とみられるエースストライカー、プルショ選手とフォワードでコンビを組んだこともある。

 「代表の一員として国歌を聞いた時は涙が出そうになった」と、感慨深げだ。

 8年前は1対0でクロアチアが勝利したが、日本代表の印象は、「速さとテクニックがある手ごわいチーム」。三都主アレサンドロ選手、坪井慶介選手は、浦和時代のチームメートだ。

 ただ、日本代表に物足りなさを感じているのも事実だ。「攻撃性や泥臭さが足りない。仲のいい友達のような感覚で、戦闘集団としての厳しさが薄いのかも知れない」と苦言を呈する。

 マリッチさんは現在、生まれ故郷近くの都市を拠点とするドイツ国内リーグ3部のチームでプレーする。18日の試合はクロアチアにとっても重要な一戦だ。

 「私はクロアチア人だから祖国を応援するのは当たり前。でも、大好きな日本のサポーターでもあるよ」。マリッチさんは両チームの健闘を願っている。(ニュルンベルクで、十郎浩史)

(2006年6月18日11時7分 読売新聞)


 マリッチさんってのも違和感があるけども・・・。

 代表選手は頑張って欲しい。

 全く関係ない話ひとつ。先日勢太郎氏の朝のラジオで浦和の選手をW杯に連れて行く際のチケット入手の話。「運営がチケットの入手に苦労した云々」のところは果たして言っていい話だったのかどうか。(高騰して入手した云々を匂わせる発言がありました)
聞き違いだったのかな・・・。