今日の各紙 20061125【浦和レッズ】

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キエフ 啓太獲りへ2度目オファー
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/11/25/01.html

 ウクライナの名門ディナモ(D)・キエフが浦和のMF鈴木啓太(25)の獲得を目指していることが24日、明らかになった。アジア地区強化担当のトカチョフ・コンスタンティン氏が23日の甲府戦を視察、今後、代理人を通じて正式オファーを出す方針。リーグ制覇を目前とした赤い悪魔を支える“中盤の軸”の動向に注目が集まる。

 ウクライナを代表する名門は「啓太獲り」をあきらめていなかった。今夏にも獲得をオファーしたD・キエフの強化担当トカチョフ氏が、23日の甲府戦を極秘に視察。今や浦和だけでなく、オシムジャパンにも欠かせぬ存在となった鈴木の動きに目を光らせていた。

 トカチョフ氏は昨年から、鈴木の動向に注目していたという。「派手さはないが、チームに献身的。技術も当然だが、精神面の強さが魅力」と絶賛する。D・キエフにはブラジル人も在籍するが、寒冷な気候のせいで負傷が多い。同クラブでは鈴木のケガの少なさも評価しており、今後、国内の代理人を通じて正式オファーを出す方針だ。

 D・キエフといえば欧州CLの常連。FWシェフチェンコ(現チェルシー)を擁し、国内リーグ9連覇を含む10度の優勝を誇る名門。ウクライナが8強入りしたW杯にも7人の代表を送り込んだ。その強豪が啓太獲りを加速させたのは欧州CLの1次リーグ敗退がきっかけ。スルキス代表は早急にメンバー一新を図る方針を打ち出し、戦力、人気両面で期待できる鈴木に白羽の矢を立てた。

 もともと海外志向の強い鈴木だが、今夏のオファーは浦和でのリーグ優勝を優先し、辞退した経緯がある。その後、日本代表入りを果たし国内外で評価をさらに急上昇させた。最大の目標であるリーグ制覇はもう目前。優勝は移籍に向けての1つのハードルをクリアする事にもなる。「1人1人が自分の仕事をすること」と大一番に備える鈴木。背番号13に“世界”が熱いまなざしを送っている。
[ 2006年11月25日付 紙面記事 ]


まずは国内制覇へ。オフシーズンにはよく出る話。静観ですね。


坪井復帰!満身創痍DF救う…26日・F東京戦、浦和V追い風:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20061125-OHT1T00043.htm

 故障で戦列を離れている浦和DF坪井慶介(27)が24日、優勝が懸かる26日のF東京戦出場に前向きな姿勢をみせた。坪井は9月30日の京都戦で左ひざ内側側副じん帯を損傷。10月28日の磐田戦で負傷を悪化させていた。

 この日はボール回しなど約1時間の練習に参加し、「いい準備ができてる。(状態は)70%」と好感触。23日には練習試合にも55分間出場し、復帰へ着実。F東京戦出場については「25日に練習してみてから。判断は監督に任せます」と明言は避けた。だが、浦和DF陣は堀之内聖(27)が左ひざ半月板損傷で戦線離脱、闘莉王(25)とネネ(31)も左ひざに負傷を抱えるなど満身創痍(そうい)の状態。「選手として、優勝の瞬間はピッチにいたい」悲願のリーグ初Vへ向け坪井の復帰は、チームにとって何よりも心強い。

 ◆味スタ前には早くも徹夜組 J初制覇に向け浦和ファンも後押し。サポーターの有志が、24日から浦和駅前でユニホームの下に着るインナーシャツやTシャツに応援メッセージを募集中。選手が着てくれるかは未定だが、日本代表DF闘莉王(25)は「着ますよ」と歓迎。また、26日にF東京戦を行う味スタには、早くも数人のサポーターが。「徹夜禁止なのでお引き取り願うように話していますが…」と、防災センターは困惑気味。浦和サポーターの意気込みは熱い。


(2006年11月25日06時01分 スポーツ報知)


徹夜はどうかと思うけど。選手がインナー着ますよって言ってくれたのは嬉しい。

SANSPO.COM > サッカー
“W杯決めた男”岡野、浦和でも悲願のJリーグ制覇決める!
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200611/st2006112502.html

 岡野が決める!! 26日のFC東京戦(味スタ)に勝てば初のJリーグ制覇を達成する浦和のFW岡野雅行(34)が24日、スーパーサブとして試合を決めることを宣言した。ハード日程で主力選手のコンディションに問題が多い中、チーム最年長のベテランが、97年「ジョホールバルの歓喜」のようなフィナーレを演出する。

 歓喜のエンディングを彩るのは、やはりこの男がふさわしい。岡野が悲願の初Vを前に、力強い言葉を言い放った。

 「いつでも出たいと思っている。チャンスがきたら仕事をする」

 日本代表級の20代選手をズラリと擁する浦和では出番が少なく、今季先発出場はゼロ。しかし1−0で勝った4月9日の福岡戦、右クロスでDF闘莉王の決勝点をアシストするなど、7試合の途中出場で大きく貢献してきた。犬より速いとの異名をとった俊足も、まだまだ健在だ。

 勝てば、2位G大阪の結果に関係なく優勝する大一番。岡野に声がかかる可能性は十分ある。相手のFC東京は今季、G大阪や3位川崎を下したクセモノ。乱戦を制す粘りが身上で、終盤の攻防が重要になる。

 しかも浦和は主力に体の不安を抱える選手が続出。闘莉王は11日の横浜M戦で左ひざ内側を痛めながら、日本代表戦を含めて15、18、23日とフル出場を続け「ひざをかばってアキレス腱も痛い」と満身創痍。MF鈴木も疲労の蓄積で、DFネネも左ひざ痛で、別メニュー調整が相次いだ。起用法も勝負のカギになる。

 岡野といえば、日本がW杯初出場を決めた97年11月16日、フランスW杯アジア第3代表決定戦・イラン戦での延長V弾。当時の戦友、横浜FCのFW城の引退に「寂しい。みんなやめちゃう」と残念がったが、自身については「チームがやらしてくれる限りはやる」とはっきり口にした。

 「いろいろあったから…。勝って喜びたい」。岡野の活躍による“浦和の歓喜”。ストーリーに、筋書きはあるかもしれない。

(須田雅弘)

★サポーターが“勝負服”贈呈…寄せ書きシャツで出陣

 浦和サポーター有志がJR浦和駅前で、選手がユニホームの下に着るインナーシャツへの寄せ書きを募集。これを選手へ贈り、FC東京戦で着てもらう計画が明らかになった。「そういった熱い気持ちはうれしい」とMF鈴木。DF闘莉王も「そうなんですか? 着ますよ」と笑顔。アウエーの味スタだが、大サポーターの集結も確実。サポーターの思いも、選手と一緒にピッチで戦うことになりそうだ