インドネシアで感じたこと〜悔しさを晴らすなら本戦へ【浦和レッズ】
ぽつりぽつりとインドネシアでの事を書いていた。
それを昇華(になってないかもしれない)させるのに時間がかかったのは、やはりそれだけのものを何か得たからであり、またそれが今までに体験のした事が無かったコトだったからだと考える。あとは自分の文才の無さに起因するのだろう。バカだから。
でも時は来た気がした。なぜ今かの理由は割愛。(強いて言えば今の状態がある意味、予想通りの展開であったからか)
また、これから書く事は自分自身のコトバで極力書こうと考える。でもどことなく誰かに似てしまうのはご寛容を。
まず気候と条件について。これも語り尽くした方も多いかと思うが、あえて触れよう。
確かに蒸し暑くきつかった事は確かだけれども、「日本では考えられないような・・・」という形容は当てはまらなかった。水も食べ物もノーチェック持ち込む事ができたので、日本の地獄のような酷暑どこかのアウェーと似たようなものだった(とあえて言いきる)。日本のマスコミの報道だと「蒸し暑い」とか「過酷」の文字が躍っていたようで。暑いのはその地域の気候だからでしょ?当たり前。
試合前に現地ガイドに案内された場所の近くの野原みたいな所で子供たちがサッカーをしていた(授業の合間?らしい)。そこには裸足でデコボコの空き地でボールを蹴る姿があった。子どもたちはそんなお世辞にも良い環境とは言えない所でサッカーに興じていた。そんな光景を見て、でこぼこのピッチでサッカーをする彼らにとっては日常茶飯事、むしろスタンダードであることを認識した。寒いさいスタの綺麗な芝こそ彼らにとっては「厳しい環境」なんだろう。
スポーツ紙がこぞって「劣悪な環境」と揶揄されたものとしてトイレか。「郷に入れば郷に従え」の精神は日本には既に死語と化しているのだろうか。よくもまあ失礼な事を書くものだと思った。準備してるんだったら万全ぐらいクラブはどーんと構えてなさいよ、記事提供するんじゃなくて。あとサポもいちいち文句言うなら海外いかんでくれ。アウェーの環境に余りにも敬意じゃないな・・・文化の違いとして認めていない海外初旅行ですみたいな奴多すぎだから。
審判は酷かったよ。けど、日本にもいるよねこんな審判。もっと酷い鬼面でカードを出す人、僕でも知ってますよ。本当に審判のせいですか?
マスコミは「格下」「健闘」の文字。はぁ??FU○K!!!
一縷の望みで一番詳しくやるであろうGGRを見た。え?結果だけ?サポへのインタビューとか現地での選手コメントとってないの??呆
マスコミの論評が酷いから、昨日、帰ってきてから初めて浦和系ブログをずらーーっとケディリ戦の後の記事を読んでみた。何も伝わっていない!マスゴミと揶揄するのにこういう時だけ付和雷同?いやいや、良識はあっても、行った人が皆昇華できていないだけだ、そうに決まってる。
勝ち点3取らなければいけなかった試合。日本の環境よりも(グラウンド以外)極端に天候コンディションが違っていない所でドローだった事実。今の浦和に格下の相手なんて皆無でしょ。いつからそんなに偉くなったんだ?(選手しかりファンサポーターしかり)
必要最低限の相手チームへの敬意と異国への文化の理解が無ければアウェーなんて行くなよ。スポーツやったことあるなら当たり前でしょ?
で、どうするよ?
だから自分が書かないと考えた。でも書けなかった。昇華できないままガンバ戦。歯がゆかった。さいスタのゴール裏糞くらえと思った。無力な自分が嫌いになりそうになった。
でもやっぱりなんも伝わっていねー(誰も自分もなんも書いていないから当たり前)。
名古屋に行った。初心に戻って常に自分で考えてみた。今までだって自分の中できっちりテーマを決めて考えていたつもりだけど、それよりも何か遙かに難しかった。
苦手名古屋に苦しみながら戦った。勝った。嬉しかった。帰国後の自分なりの戦い方を身につけてきた気がした。でもまだ足りない。
本音を言えば、ケディリともう1回、今度は彼らの本来のホームで戦いたい、だがそれは予選突破してからの後のどこかでの楽しみにしておこう。(渡航が危ない所だってあり得るんでしょ?)
「今まで共に戦ってきた皆様、明日スタジアムで会いましょう」なんて悠長なことは言わない。
あの日、インドネシアにまで行ったおバカさんは、あの時勝てなかった悔しさそのまま持ってこい。
行けなかった人は、その経験の無さを悔しさバネにそれ見て必死に戦え。
そしてどうしてもスタジアム来れない人は思いっきり悔しがらせてあげますから。