フジテレビ社員とレッズサポーターの騒動報道メモ

意義としては、各社の報道の仕方を抜粋してまとめておくことにあります。携帯でご覧の方は長くて恐縮ですが、何とぞご了承ください。

〜クラブの公式コメント〜

報道と違う?

09.07.31 お知らせ

昨日、浦和レッズサポーターが逮捕された件につきまして、クラブの追加コメントを掲載いたします。

<事実関係について>

浦和レッズとしては、サポーターの大切な横断幕の破損がトラブルの発端となったと確認しております。なお、破損の原因につきましては、当事者と警備担当者に調査した結果、特定できておりません。また、横断幕の破損が判明した後、スタンドにいた当該サポーターについては、弊クラブスタッフの判断でピッチレベルに呼び込んだ上で話し合いを始めました。

<今後の対応について>
今後、捜査の行方を見守りつつ、当該サポーターと事実関係を確認した後、その対応について検討していく所存です。 暴力はいかなる場合でも許されない行為ですが、主催者としてのクラブの運営に不十分な面もあり、今後はより一層安全で快適なスタジアムづくりに取り組んで参ります。
ファン・サポーターの皆様に、ご心配をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。

http://www.so-net.ne.jp/urawa-reds/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=5030

09.07.30
お知らせ
本日、浦和レッズサポーター1名が、6月に埼玉スタジアムで行われた試合後、報道関係者に対して、暴力・傷害行為を行ったとして、埼玉県警浦和東警察署に逮捕されました。

弊クラブは、事件発生後、主催者として当該報道機関に対して謝罪すると同時に、同様の事件が起きないよう、スタジアム内での報道エリアの安全確保等再発防止策を講じて参りました。
被害者、関係者ならびにファン・サポーターの皆様に深くお詫び申し上げます。
大人から子供まで笑顔に満ちあふれたスタジアム『レッズワンダーランド』には、決して暴力はあってはならないと私たちは考えています。今回の事態を真摯に受け止め、ファン・サポーターの皆様と一緒に、より一層安全で快適なスタジアムづくりに取り組んで参ります。
今後とも、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。
浦和レッドダイヤモンズ

http://www.so-net.ne.jp/urawa-reds/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=5029

〜事件の経緯報道関連〜

当事者のとこの報道

逮捕容疑は6月13日午後、埼玉スタジアムで試合終了後に片付けようとした横断幕が撮影機材に引っ掛かり破れたなどと言い掛かりをつけ、フジテレビ男性社員(35)と関連会社の男性社員(24)を「カメラを壊すぞ」と脅迫。1人の顔などを殴り、1週間のけがを負わせた疑い。

http://www.sanspo.com/shakai/news/090730/sha0907301930020-n1.htm

写真はガンバ戦の騒動
(本文とは関係ありません)とある。

 浦和東署の調べでは、容疑者は6月13日午後4時半から約30分の間に、さいたま市緑区の「埼玉スタジアム2002」で、数人と共謀して男性カメラマン(35)らに「横断幕を破いただろう」などと因縁をつけ、素手で顔を殴ったり髪を引っ張るなどの暴行を加え、一緒にいた系列会社社員(24)に軽傷を負わせた疑いが持たれている。
 浦和東署によると、容疑者は「髪の毛を引っ張っただけ」と供述、傷害容疑を否認しているという。
 この日は浦和レッズ大宮アルディージャナビスコ杯の試合が行われており、カメラマンらは試合を取材していた。縦約10メートル、横約5メートルの横断幕に撮影機材が引っかかり、横断幕が破れたためトラブルになったという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090730/crm0907301338013-n1.htm

FNNニュース(動画)

埼玉スタジアム2002で、男数人と、フジテレビの中継スタッフの男性2人に、「フラッグを破いただろう」と因縁をつけ、顔を殴り、髪を引っ張るなどの暴行を加えた疑いが持たれている。容疑者は「髪をひっぱっただけです」などと供述している。
(07/30 17:57)

FNN.jpプライムオンライン


詳細を書いているのは他のメディア

ニッカン

 現場は、スタジアム北サービスゲート。浦和東署によると、事件発生当時、テレビ機材付近に横断幕が垂れ下がり、サポーターが引っ張り上げようとした際に破れた。容疑者ら十数人が、観客席からグラウンドに飛び降り、被害者に「フラッグを破いただろう」と因縁をつけて傷害を負わせ、トランシーバーを損壊したという。6月25日にフジテレビ側から診断書付きの被害届が出され、スタジアムに設置されていた防犯カメラの映像から容疑者が浮上。本人は「髪をつかんだが、それだけしかやっていない」と話している。同署では顔面を殴打したメンバーなどについても、捜査を進めている。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20090731-525313.html

 容疑者は浦和レッズのサポーター組織「浦和BOYS」の一員。試合後、回収しようとしていたフラッグ(縦約3メートル、横約10メートル)が同社の撮影機材に引っかかって破れたことに腹を立て、仲間のサポーター約10人で2人を取り囲み、暴行を加えたという。
 容疑者は「大事な旗を破いたからやった」と話しており、同署は別のサポーター数人からも事情を聞いている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090731-OYT1T00079.htm

時事通信

「髪の毛はつかんだが、けがはさせていない」と容疑を一部否認しているという。
 逮捕容疑は、6月13日午後4時半から5時の間、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ大宮アルディージャの試合後、「フラッグを破いただろう」と言ってフジテレビ関連会社の男性カメラマン(24)を殴り、顔面打撲など1週間のけがをさせた疑い。
 同署によると、小竹容疑者が試合後、壁に掛けていた応援旗を回収しようとした際、カメラマンが置いていた機材に旗が引っ掛かり、ほつれたことからトラブルになったという。(2009/07/30-21:19)

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009073001017

〜今後について。リーグとクラブの対応関連〜
撮影機材の置き場所の見直し

 J1浦和のサポーターが傷害容疑などで逮捕された事件を受け、Jリーグの羽生英之事務局長は30日、トラブルを防げなかった試合主催者の浦和への処分は浦和からの最終報告を待ち、検討する考えを示した。再発防止策としては撮影機材の置き場所を見直したと説明し、被害者のフジテレビには今月6日にJリーグが謝罪したことも明かした。
 また、29日に行われたナビスコカップ準々決勝の清水戦(アウスタ)でも浦和サポーターの横断幕によって広告看板が隠されるなどトラブルが続いていることを問題視し、「あってはいけないこと」などと語った。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090731ddm035040088000c.html

時事通信

 J1浦和のサポーターがフジテレビのカメラマンらへの傷害などの容疑で逮捕された事件で、浦和は30日、同社に謝罪した。また、競技場内での報道エリアの安全確保と再発防止策を講じたとした上で、「決して暴力はあってはならない。より一層安全で快適なスタジアムづくりに取り組む」とのコメントを発表した。
 Jリーグの羽生英之事務局長は、原因の一つとなったテレビ機材の設置の仕方について各クラブに確認。浦和への対応は、報告を受けてから検討するとしている。 (2009/07/30-21:41)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009073001043

ナビスコ杯の放映撤退も検討していたCX

 浦和サポーター逮捕を受け、Jリーグの羽生英之事務局長は30日、「逮捕者が出たことは残念。暴力根絶に向けてリーグ全体で考えなければ」と訴えた。事件後にフジテレビから抗議文とともに、ナビスコ杯の中継撤退の意向が伝えられたが、7月6日にJリーグが謝罪に出向き「放送は続けてもらえる。再開後は問題は起きていない」と説明。浦和の橋本光夫社長は埼玉スタジアム内で会見し、謝罪とともに、会場内での報道エリアの安全確保など対策を講じてきたことを明かした。

http://www.daily.co.jp/soccer/2009/07/31/0002180966.shtml

誰か本当の事を教えてください。

〜海外メディア〜
いつの写真だろう・・・

Local police said that a man had been arrested after a group of 10 Reds supporters allegedly beat up two TV cameramen after a home game at Saitama Stadium last month.

<記事の意訳・・・某マイミクさんありがとうございます>
Jリーグ浦和レッズのイメージ向上への取り組みは、サポーターのテレビ局員への暴行によって、後退させられた

埼玉県警察は、先月埼玉スタジアムにおいて行われたホームゲームで、約10人のレッズサポーターがテレビカメラマン2人を暴行したとされる事件において、男性1人を逮捕した。

浦和レッズはビジターチームのサポーターにとって埼玉スタジアムは威圧的で危険ですらあるというイメージを改善しようとしてきた。

日本での報道によると、2人のカメラマンはスタンドから飛び降りたサポーターにボコボコにされ、1人は顔に1週間の怪我をしたという。

レッズは昨年ガンバ大阪サポーターとの試合においてサポーター同士の衝突が発生した責任を問われ、11万2000ポンド(訳注: 2000万円)の制裁金を課された。

その衝突では、両サポーターを隔てる柵が倒され、座席が破壊され、ものが飛び交い、レッズサポーターがガンバ大阪サポーターに近づこうとフェンスを突破し、1人はもみ合いの下敷きになり足を怪我した。

怒った約5000人のレッズサポーターがガンバ大阪のサポーターの出口をふさいだため、機動隊が出動する騒ぎとなった。約1000人のガンバサポーターは3時間缶詰にされたあと、警察車両によって避難した。

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<追記>
本件の騒動についてではなく、いつも言っている事だけど、今回の報道に対する反応について浦和人へ向けての一言。しつこいようだが、今回の暴力容疑の事ではないので誤解の無いよう(って言っても書く人いるのでここで3回目w)。

真実を知ろうとせずに、報道だけとらえて「こういう奴がいるから困る」的な、いかにもこういう時だけ自分がレッズサポであることを客観視するような人間は、少なくとも私は軽蔑する。