書き方一つ〜第3回 09/08/05 「事情聴取、復讐、苦言」ネガスポこと、サンスポ様今日も大活躍【浦和レッズ】

判りやすいようにサンスポ枠をしばらくつける事にしました(笑)。
読み比べてみると、ニッカンが一番客観性を持たせて書いている気がします。皆さんはどう感じますか?

<サンスポ枠>
「事情聴取」

 前日3日にフロント批判を展開したDF闘莉王が、フィンケ監督から事情聴取を受けた。三都主の名古屋放出に端を発し「うちのフロントは大丈夫か。選手が出ていくばかりで、獲らない」と怒りが爆発していた。同監督は「本人と話し合った。内容はいえない」としたが、厳重注意を含め事態収拾に努めたと思われる。もっとも闘莉王は何食わぬ顔。リーグ後半戦に向け「思い切りやりたいね」と笑顔だった。(大原)

http://www.sanspo.com/soccer/news/090805/sca0908050502002-n1.htm

「復讐」

 J1名古屋へ放出された元日本代表DF三都主アレサンドロ(32)が4日、悔し涙を流して浦和のクラブハウスを去った。若返りを図るフォルカー・フィンケ監督(61)の方針で出場機会を失った日本屈指のレフティーは、「後悔させるように頑張る」と復讐(ふくしゅう)を宣言。同監督とは一言も口を利かず“ケンカ別れ”となった。
 怒り、恨み、悲しみ…。複雑な感情が入り交じった涙があふれ、DF三都主は目頭を押さえた。04年から在籍した浦和のクラブハウスを去る日が訪れた。栄光と挫折の日々が蘇り、思わず声を詰まらせた。
 「友達やサッカー仲間がいっぱいできた。浦和を愛することができたし、愛されもした。それだけに悔しい…」
 最後の1日も屋外で自転車を漕ぎ、しっかり汗をかいた。ロッカールームの荷物を整理し、別れを惜しむ約100人のサポーターにサイン入りのカード、シューズをプレゼント。W杯を2度経験した大物らしい気配りだったが、自身を見限ったフロントには強烈な“最後っぺ”を用意した。

 「チームのみんなとは話したけど、監督と話すことはないですね」

 フィンケ監督とはケンカ別れに終わった。10代ルーキーに左サイドバックを奪われ、リーグ戦先発2試合と冷遇された。08年は左もも故障で棒に振ったが、今季は4月4日の大分戦(埼玉)で復帰した。それでも若返りを図るチームの下、出場機会は激減。そして、事実上の放出。「去年を忘れていない人がいた。けが人のアレックスではなかったのに」と無念の表情を浮かべた。

 だが、恨み言を並べても始まらない。5日に名古屋の練習に合流し、15日の川崎戦(瑞穂陸)に備える。「浦和と優勝争いできるチーム。後悔させるように頑張る」。今季はもう、リーグ戦での対戦はないが、天皇杯で勝ち進めばぶつかる可能性がある。日本屈指のレフティーは悔し涙をバネに、新たな一歩を踏み出した。(浅井武)

http://www.sanspo.com/soccer/news/090805/sca0908050504006-n1.htm

「苦言」

 公式戦4連敗中で、DF闘莉王がフロント批判を公言した浦和に、06年夏までクラブ社長だった日本サッカー協会の犬飼会長が苦言を呈した。「アジアを代表するクラブ。もっとしっかりしてほしい」。フィンケ監督がすすめる報道規制には「日本は欧州ほどサッカー文化が根付いていない。Jリーグは、もっと露出していかなくてはいけない」と改善を望んだ。(江東区

http://www.sanspo.com/soccer/news/090805/sca0908050502001-n1.htm

スポーツ報知

 3日に「三都主が簡単に行っちゃう(移籍する)のはフロントの問題だと思う」「今になって探してもいい選手は獲れない」とフロントを痛烈に批判した浦和DF闘莉王が4日、この件についてフィンケ監督と直接話し合いを持った模様。内容については、「皆さんにお話しすることはできない」と指揮官は口を閉ざした。

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20090804-OHT1T00238.htm

スポニチ

 浦和から名古屋へ完全移籍が決定した元日本代表MF三都主アレサンドロ(32)が4日、荷物整理のため浦和のクラブハウスを訪れ、男泣きした。「浦和を愛し、愛されるようにもなったのに。(移籍は)悔しいです。すみません…」。感情が高ぶって言葉に詰まり、目を赤くした。最後は100人以上のサポーターに、丁寧に別れのあいさつをした。

 今季先発2試合と冷遇されたフィンケ監督に対しては早くもリベンジに燃えていた。「本当は浦和を出たくない。でも試合に出られない、この状況では残れない。監督?話すことはない。(29日のナビスコ杯清水戦後に)大事な選手と言われても気づくのが遅すぎる。浦和はなぜ、アレックスを出したんだと後悔させたい」と新たな遺恨を予感させた。

 5日には名古屋に合流する。「ガンガン攻める姿勢をみせて、本来のアレックスを取り戻したい。代表も、W杯も目指していきたい」。さまざまな思いを胸に新天地に向かった。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/08/05/05.html

 浦和DF闘莉王と、フィンケ監督による“緊急面談”が行われた。指揮官は「みんなに話すことはできない」と内容は伏せたが、前日、闘莉王が、三都主を放出し、優勝よりスタイルづくりを優先するフロントに対し、怒りを爆発させたための緊急措置とみられる。この日、腹直筋痛の闘莉王、右太腿痛のMF山田直のJOMO杯(8日)欠場が正式決定。2人は今後もクラブで調整を続け、15日のG大阪戦での復帰を目指す方針となった。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/08/05/06.html

ニッカン

 浦和フォルカー・フィンケ監督(61)が、DF田中マルクス闘莉王(28)と会談した。4日さいたま市内での練習後、クラブハウスで実施。前日3日に闘莉王が、戦力補強についてクラブ側の方針に不満を口にしていたが、フィンケ監督は「本人と話し合ったけれど、皆さん(メディア)にお話しすることはできない」と広報を通じてコメントした。[2009年8月5日9時27分 紙面から]

フィンケ監督が闘莉王と会談「内容は…」 - サッカーニュース : nikkansports.com

 浦和から名古屋へ完全移籍するMF三都主アレサンドロ(32)が4日、チームメートやサポーターに涙で別れを告げた。さいたま市内の浦和の練習場で軽い練習をこなした後、クラブハウスで荷物を整理。訪れた約100人のファンと握手を交わし、直筆サイン入りのカードを配った。5日から名古屋の練習に合流予定で「浦和を愛し、愛されたと思う。代表への夢もある。レッズはなんであの選手を出したんだ、と思われるように頑張りたい」と目頭を熱くした。[2009年8月5日9時27分 紙面から]

名古屋移籍の三都主が浦和サポと涙の別れ - サッカーニュース : nikkansports.com

移籍先の反応@中日スポーツ

 「同じポジションだが、自分とはプレースタイルが違う。チーム内の競争で、自分自身も成長できればいい」と、阿部は三都主の移籍を受け入れる。三都主の海外へのレンタル移籍や足の故障などで、最近2年間は対戦の機会がなかったが、ドリブルで攻め上がって、クロスを上げるプレースタイルが印象に残っているという。
 今季、横浜Mから移籍加入した右SBのDF田中は「自分も移籍してきて、チームの守備のコンセプトに慣れるためにいろいろなことを試した。経験を伝えたい」と、移籍組の先輩として協力を惜しまない。
 もちろん、DFラインの中核を担う阿部も思いは同じだ。「(補強で)チームが強くなるならばいい」。自分自身の成長につながる競争激化は望むところだ。 (伊東朋子)

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/200908/CK2009080502000034.html