今日の俊哉さん 4/27【浦和レッズ】

藤田獲得へブッフバルト監督直接出馬

 磐田の日本代表MF藤田俊哉(33)の移籍問題で、獲得に乗り出している浦和のギド・ブッフバルト監督(44)が藤田との直接会談を求めていることが分かった。「ギドは藤田と話したいと言っている。相応の評価もしている。藤田も監督の起用法を聞きたいだろうし、磐田と同じ状況なら移籍する意味がないはず」と26日、浦和の森孝慈GMが話した。磐田側の承諾次第で森GMら強化サイドが接触する構えだが、28日に直接対決を控えており、動きはそれ以降になる。



藤田 フロントと緊急会談

 移籍問題で揺れる磐田のMF藤田俊哉(33)が磐田の松崎取締役と鈴木強化部長と緊急会談。5月15日の大分戦までは「サッカーに集中してほしい」と要請されたが、藤田は「オファーがあったことで具体的な内容を聞くのは普通のスタンス。ただ自分としてもチームに迷惑はかけたくない」と話した。


藤田退団決定!5月中旬まで磐田残留了承 - nikkansports.com > サッカーニュース

 日本代表MF藤田俊哉(33)の磐田退団が26日、決まった。この日の午後、磐田の鈴木政一強化部長が電話で藤田本人と話し合い、移籍を容認した。条件として(1)中2、3日の13連戦が終わる5月中旬までの残留(2)その時期までにオファーを受けた浦和、名古屋、神戸、東京Vの4チームとの話し合いに応じること、の2点が加えられた。

 藤田は24日に自らのホームページで移籍の意思を表明。その意思の固さに磐田側も慰留を断念した。「連戦が終わるまではこのままでと話し、俊哉も了承してくれた」と同強化部長。藤田側も世話になった磐田のチーム事情を考慮し、クラブ側の提案を受け入れた。

 浦和からのオファーに対して、磐田首脳陣は「ケガ人続出のこの時期には出せない」という趣旨の発言を繰り返した。しかし、この言葉が「チームのために」と戦ってきた藤田を突然の移籍表明に至らせたのも事実。それでも、磐田への最後の恩返しとして、残り2週間、磐田のためにプレーすることを決断した。

 今後は浦和を第1候補に4チームの話を聞く。明日28日には浦和戦、来月8日には神戸戦とオファーを受けている2チームとの対戦もある。浦和との試合を目前にして周囲は騒がしいが「試合もあるし、今やるべきことをやるだけ。周りに迷惑が掛からないようにしないと」と話した。