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20代初!山田300試合出場達成へ


 24日の神戸戦で浦和MF山田が史上初めて20代での300試合出場を達成する。過去300試合出場は10人いるが、これまでは東京V平野が昨年8月に記録した30歳と30日が最年少。山田がピッチに立てば29歳11カ月14日となる。プロ12年目の山田は1年目の94年4月にデビューし、2年目以降はレギュラーとして活躍。00年のJ2降格さえなければ昨年が300試合出場のペースで「FWからDFまでやった」という器用さと、故障に強い体が20代での金字塔につながった。チームは首位・鹿島に勝ち点7差。浦和の鉄人は「ホーム(駒場)というのがうれしい。勝ちたい」とメモリアルデーに並々ならぬ意欲をのぞかせた。
[ 2005年08月23日付 紙面記事 ]



浦和山田20代初のJ1通算300試合達成へ - nikkansports.com > サッカーニュース

 浦和MF山田暢久(29)が、明日24日の神戸戦(駒場)でJ1通算300試合出場を達成する。史上11人目の記録は、24日に達成すれば29歳11カ月14日で史上初めての20代での大台突入。紆余(うよ)曲折を経験したユーティリティープレーヤーが、神戸戦で区切りの大一番を迎える。

 無事これ名馬。その言葉通りのプロ生活だった。大きなケガもなく、94年の浦和入団からコツコツと積み重ねてきた大記録。達成を目前にした22日の練習後には「記録が近いのは知ってたけど…もうそういう年齢になったかな、って感じですね」と淡々と話した。それでも、史上初の20代での達成は、00年にJ2で「遠回り」しての記録だけに価値は大きい。「記録を達成した人はみんな回り道してるから」と言うが、浦和一筋を貫いてきた主将の存在感は、確実にチームの好調を支えている。

 94年4月27日、清水戦でのJデビューはFWだった。その後は主に右サイドながらトップ下、ボランチセンターバックリベロとあらゆる位置でチームに貢献してきた。高い運動能力と鋭い読みは、9月10日の30歳の誕生日を前にして健在どころかさらに円熟味を増す。「駒場で、というのがいいですよね。できれば勝って決めたい」。浦和初の300試合出場達成は聖地で、勝利で飾る。【永井孝昌】

[2005/8/23/08:49 紙面から]