今日の各紙 20051122【浦和レッズ】

埼玉新聞WEB
優勝へラストチャンス 残り3試合「内容より勝負」 浦和、23日千葉戦
http://www.saitama-np.co.jp/news11/22/09r.htm


 残り3試合となったJリーグは23日に第32節が行われ、4位浦和は敵地で5位の千葉と対戦する。

 チームは21日午後、大原サッカー場で練習した。前日の東京V戦に先発した山田や闘莉王らの11人は、ランニングなど疲労回復系の調整を約40分行い、その他のメンバーは紅白戦などで調整した。

 ブッフバルト監督は「千葉は阿部とストヤノフが出場できないが、うちも多くの故障者などがいて条件は同じだ」と述べた。左足首を痛めている内舘、太もも付け根に違和感のある永井は、ともに千葉戦に出場しないと説明した。

 首位のG大阪とは勝ち点4差。また優勝の可能性が復活した。坪井は「千葉にはゼロからのスタートのつもりでぶつかりたい。ラストチャンスの覚悟で臨む」と意欲を示した。

本当の“正念場”
混戦は未来への試練
 今季はここ一番、という試合によく負けた。引き分けも多かった。最近だとG大阪とC大阪。両軍は今、首位と2位だから返す返すももったいなかった。

 もっともこういう展開こそリーグ戦の奥深いところ。事実、それでもまだ優勝の期待を抱ける位置にいる。これからは負けたら本当におしまい。優勝とかは抜きにして浦和に正念場が訪れた。勝ち切るだけのメンタリティーがあれば、たとえタイトルを逃したとしても来季につながる。そこに着目していきたい。

 山田は「確かにことしは大事な試合で結果を残せてない。あと3試合は内容より勝負にこだわらないといけませんね」と認識する。主力に多数の故障者を抱えたり、長谷部の出場停止など苦難の状況だからなおさら勝ち切ることの意義は大きくなった。

 千葉には今季、ナビスコ杯を加えて2分け1敗。こういう立場も今回の試合を面白くさせている。最後まで白星なしで終わるのか、最後で星勘定を五分に戻すのか。これも優勝うんぬんでなく、浦和の成長の過程とか、近未来を占う上で貴重な体験となる。

 「もちろん勝ち点3しか考えてない。これを逃したら終わりですから」と坪井。「チーム全体の課題を消化しながら戦っていきたい」と言うのは堀之内だ。

 勝ち抜くのは簡単でない。けれど、混戦という環境がせっかく提供されたのだから、浦和がもっと進歩する試練と受け入れたい。



SANSPO.COM−サッカー
FW永井にDF内舘…浦和、けが人続出で逆転Vに黄信号
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200511/st2005112205.html


 J1浦和に23日の千葉戦(アウエー)直前にさらなるけが人が続出。出場停止が明け、出場予定だったFW永井が右足付け根痛で復帰が先延ばしに。前主将DF内舘は左足首痛で手術が決定した。首位G大阪と勝ち点差4に迫り逆転Vへの機運は上がる一方で野戦病院化は深刻に。ブッフバルト監督は「優勝うんぬんより、まずジェフに負けないことが重要」とナビスコ杯準決勝で屈した宿敵との一戦を強調した。

(大原)


 レッズプレスにしか載ってなかったが、酒井が次の試合で200試合出場。